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「日本のこのサービスがすごい!」 日本のコンビニにハワイ育ちの夫が衝撃 利用者の利便性を考えた“感動レベル”の意外なものとは

公開日:  /  更新日:

著者:i-know

徒歩2分ですべて解決 ハワイとの大きな違い

ハワイのコンビニでよく見かけるコピー機は昔ながらのもの【写真:i-know】
ハワイのコンビニでよく見かけるコピー機は昔ながらのもの【写真:i-know】

 ただ、夫が驚いたのは、誕生日の新聞をプリントできることだけではありません。そもそも、日本のコンビニにあるマルチコピー機そのものが、夫にとっては驚きの存在でした。

 私たちが日本に滞在している間、「コピーをとる」「パスポート用の写真をプリントする」「PDF資料をプリントする」「写真を現像する」といった用事が出てくるたび、家から徒歩2分のコンビニへ。そして、マルチコピー機1台で、こうした用事がすべて解決できてしまうことに夫は驚いていました。

 私たちが暮らすハワイでは、自宅にプリンターがない場合、プリントする際はとても面倒なプロセスを踏まなければいけません。そのプロセスとは、オフィス用品店や、ショッピングセンターの現像コーナーにスマートフォンなどからあらかじめデータを送り、プリント完了のメールが届いたら受け取りに行くという流れ。

 データを送ってからプリント完了まで少なくとも2~3時間かかるうえに、係員がプリントの作業をして、仕上がりに不具合がないか目視で確認するので、プライバシーが覗かれている心配もあります。

娘のパスポート写真で気づいた「日本だったら」の便利さ

 実際に「けっこうしっかり写真を確認しているんだな」と感じた出来事があります。娘のパスポート用写真を現像したときのこと。アメリカは免許証や学生証、社員証は歯を見せてスマイルしてもOKですが、パスポート写真だけは「歯を見せてはいけない」のは日本と同様です。

 それでも私は「少し口角を上げるぐらいなら大丈夫だろう」と、娘が少し微笑んで見える写真で、パスポート用サイズに現像してくれるようお店にネットオーダーしました。すると、係員から電話が入り「以前のお客様で、少しの微笑みも許可されず、撮り直しになったケースがあります。私がお店で写真を撮るので、娘さんを連れてきてください」と言われました。

 わざわざ確認して連絡をくれたことはありがたく、娘を連れてお店へ行き、写真を撮り直しました。その一方で、「パスポート用以外の写真も、こんなふうに一枚一枚確認されているのかな」と考えると、少し複雑な気持ちに。

 そんな経験があったからこそ、自分でデータを操作し、その場でプリントして持ち帰れる日本のコンビニのマルチコピー機の便利さを、改めて実感しました。

 日本で暮らしている方々にとって、マルチコピー機は当たり前のサービスかもしれません。しかし、海外住まいの日本人、そして外国人にとってマルチコピー機は“感動レベル”。日本が技術大国であることを実感させられますし、何よりも、利用者の便利さを第一に考えている日本企業の努力が垣間見えて、そのサービスに感銘すら受けてしまうのです。

(i-know)

i-know(いのう)

大学卒業後、フリーランスライターに。お笑い雑誌やファッション誌で、著名人のインタビューを中心に活躍。34歳のとき日本のキャリアに一区切りをつけ、単身ニューヨークへ。その後、ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現在は2人の子ども(8歳、6歳)をバイリンガルに育てるべく奮闘している。