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「無料でくれるなんて!」 “宿題ゼロ”のハワイで子育てする母親が驚嘆 日本の夏休みをうらやましがった理由とは

公開日:  /  更新日:

著者:i-know

息子はSTEM(理科系)のサマープログラムに参加。紙やタブレット学習に比べて、手を使ってのハンズオン学習は脳への刺激や、ワクワク感を増長させるそう【写真:i-know】
息子はSTEM(理科系)のサマープログラムに参加。紙やタブレット学習に比べて、手を使ってのハンズオン学習は脳への刺激や、ワクワク感を増長させるそう【写真:i-know】

「夏休みギリギリまで終わらない……」と、親子を悩ませることも多い夏休みの宿題。とくに自由研究や工作などは、保護者のサポートが必要になることもあり、「親の宿題になっている」と負担を感じる人もいるでしょう。一方、小学生の子どもをハワイで育てる主婦ライターのi-know(いのう)さんは、“宿題なし”の環境で子育てをするなかで、日本の夏休みの宿題に対する見方が変わったといいます。第131回は「夏休みの宿題」です。

 ◇ ◇ ◇

約2か月の夏休み ハワイでは学校からの宿題は「なし」

 日本では夏休みが終わり、新学期を迎えた地域が多いのではないかと思います。日本とアメリカの夏休みを比較してみると、まず異なるのは“期間”です。

 日本は1か月と少しですが、私たちが暮らすハワイでは約2か月。そして、同じアメリカでもシアトルの夏休みは約2か月半にも及ぶそうです。知り合いのママさんは「夏休みに子どもに何をさせるか、毎年頭を悩ませている」といいます。

 そして、もうひとつの大きな違いは“宿題”です。学校や地域によって異なるとは思いますが、日本の公立小学校では、算数や国語のドリルに始まり、読書感想文や絵日記、自由研究・工作など、さまざまな宿題が出されます。なかには保護者のサポートが必要なものもあり、夏休みの終盤になると親子で宿題に追われるという家庭もあるでしょう。

 一方、ハワイ、そしてアメリカはというと、私の知る限り宿題を出している公立小学校はありません。

「ハワイの子は遊びたい放題でいいなぁ!」「宿題を監視しなくていいなんて、ストレスがなくていいな」

 日本から見ると、そんなふうに思うかもしれません。

“宿題なし”でも勉強しないわけではない

 ところが、実際にこちらで子育てをしてみる“宿題なし”だからといって、夏休み中、子どもがまったく勉強しないわけではありません。私の周りでは、夏休み中の子どもになんの勉強もさせてない家庭はごく一部。多くの家庭が、算数や国語のワークブックやタブレット学習、そして理科の実験キットなどで、子どもに学習させています。

 最近では、オンライン家庭教師も人気です。算数や国語といった主要科目だけでなく、プログラミングやスピーチ、エッセイの書き方を指導してくれるなど、さまざまなサービスが充実。

 ただし、それらは当然、各家庭で用意しなければいけません。学校から宿題が出ない分、「夏休み中に何を勉強させるのか」を親が考え、必要な教材やサービスを選ぶことになります。内容を充実させようと思えば、その分出費もかさみます。