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メーガン妃とヘンリー王子 「プライバシー守りたい息子の名を利用している」 新チャリティの名称に批判的な声も

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃、長男アーチーくん【写真:Getty Images】
ヘンリー王子とメーガン妃、長男アーチーくん【写真:Getty Images】

財団名は「アーチウェル」 長男アーチーくんの名の由来になった単語を使用

 主要王族から離脱したメーガン妃とヘンリー王子が、新たなチャリティ団体を立ち上げた。その名も「Archewell(アーチウェル)」。長男アーチーくんの名の由来でもあるギリシャ語「Arche(アルケー)」を使ったという。英各紙では、夫妻の新しい財団の名について報じているが、長男の名に関係するこのネーミングについて、批判的な声が上がっている。これまでも公務で着用したドレスに値段のタグがついたままだったり、服が透けていたりなど、細かい点にもバッシングや批判の嵐にさらされていたメーガン妃だが、主要王族離脱後も収まりそうにない。

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 英各メディアの報道によると、メーガン妃とヘンリー王子の新しいチャリティ財団の名が明らかになった。「Arche(アルケー)」とはギリシャ語で「アクション」すなわち「行動」を意味する言葉。長男アーチーくんの名の由来でもあるという。それに井戸の意味の「Well(ウェル)」を組み合わせ「アーチウェル」としたようだ。「強さと行動を意味する古来の言葉と、私たちが頼りにしていくべき資源を組み合わせた言葉」だという。

 この新しい財団のネーミングに対し、英大衆紙「デイリー・メール」が配信した記事には、一般読者からの痛烈な批判が相次いだ。5000件ものコメントが投稿(現地時間4月7日10時)されるという反響ぶりを見せている。なかでも「息子を守りたい、プライバシーが必要だと言いながら、息子の名を使って不必要な財団を作って金集め」というコメントには、賛同する人が1万3000を超えた。

 確かに世界を驚かせた夫妻の“王室引退”の大きな理由の1つは「プライバシーの保護」というもの。英タブロイド・メディアの取材攻勢から「家族を守りたい」「母のダイアナ元妃の悲劇を繰り返すのはごめんだ」というのがヘンリー王子の意図だったはず。

 しかし、それが“王室引退”してわずか1週間で、息子の名が関係した名称の新チャリティ財団を立ち上げては「息子を守りたいのか露出したいのかわからない」という声が一般から起きても仕方がない。来月6日に1歳の誕生日を迎える長男アーチーくんには、両親が自分の名前を“利用”することに異議を申し立てることもできないだろう。

 先日の報道では、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、しばらくは活動を休止して「充電期間にする」ということだったが、この2人には常に華々しい舞台が必要なのだろうか。ともかくこうして「サセックス・ロイヤル」に代わる夫妻の新たな活動の場が立ち上がった。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)