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「この便利さは本当に日本特有のものだった」 フランス在住の日本人が実感 追加料金を払っても届かなかった荷物に衝撃

公開日:  /  更新日:

著者:Moyo

待てど暮らせど届かない荷物に辟易(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
待てど暮らせど届かない荷物に辟易(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 日時を指定すれば、その時間帯に自宅まで荷物を届けてもらえる──。日本で暮らしているとなにげなく利用している宅配サービスですが、海外でも同じ感覚が通用するとは限りません。フランスで暮らすMoyoさんも、急ぎで必要になったラップトップ(ノートパソコン)を購入した際、日本では意識していなかった宅配のありがたさを改めて実感することになりました。海外在住歴9年を超えたMoyoさんが綴る連載。第62回は、日本を離れて気づいた配送サービスの違いについてです。

 ◇ ◇ ◇

急遽必要になったラップトップ

 生きていると、どうしても突然、何かが必要になることがあります。

 私も昨年、急遽ラップトップを買う必要が出てきました。仕事でWindowsが本格的に必要になることがわかり、Macでデュアル環境を作って動作が重くなるくらいなら、買ってしまおうと思ったのです。

 仕事にはタイトな締め切りがあったため、「○日までに頼めば○日には届くはず」と算段しながら、念のためエクスプレス配送、さらに自宅配送もオプションでつけました。

 急ぎで必要なものだからこそ、追加料金を払ってでも確実に受け取りたい。そう考えていたのですが、これがすべて裏目に出ます。

エクスプレス配送のはずが…

マルシェの日は、車の侵入を禁止するなど交通規制が敷かれる【写真:Moyo】
マルシェの日は、車の侵入を禁止するなど交通規制が敷かれる【写真:Moyo】

 まず、エクスプレス配送で頼んだにもかかわらず、お店の事情で発送までに3~4日かかりました。

 ようやく配送されることになった日は、毎週1回、自宅前で開かれるマルシェの日。周辺で交通規制が行われるため、「本日は配送できません。また明日お届けします」と通知が届きました。

 すでに遅れているうえ、荷物はもうそこまで来ているはずなのに。

「なんで持って帰るんだ!!!」

 このときほど「それなら、逆に置き配にしてくれよ」と思ったことはありません。とはいえ、翌日になれば届くのだろうと、このときはまだ考えていました。