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自炊が増えても1食あたりの食費は「上げられない」 新型コロナが食卓にも大打撃 家庭が抱えるジレンマが明らかに

著者:Hint-Pot編集部

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新型コロナウイルスは家庭にも大きな影響を及ぼしている(写真はイメージ)【写真:写真AC】
新型コロナウイルスは家庭にも大きな影響を及ぼしている(写真はイメージ)【写真:写真AC】

新型肺炎流行後に自炊頻度は7割増… 「献立のマンネリ化」といった悩みも

 緊急事態宣言発令後、初めての週末となった10日、「艦めし」こと海上自衛隊の絶品レシピを、防衛省 海上自衛隊(@JMSDF_PAO)がツイッターで投稿し大きな話題となるなど、家での食事に関する注目度が高くなっている。株式会社GEEK WORKSは、全国の10代~60代の男女1043人を対象に新型コロナウイルス感染拡大に伴う自炊への影響について調査。家庭が抱える悩みやジレンマがあらわとなった。

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 まず、普段の自炊頻度についての問いには「毎日」が56%、「ほぼ毎日」が38%と答え、全体の9割以上が連日自炊をしていることが判明。さらにその中で、新型コロナウイルスの影響により自炊頻度が「増えた」と答えた人は、全体の71%(普段の自炊頻度が「毎日」と答えた人を除く)にも上った。

 また、ウイルス流行後に自炊の際に困っていることで一番多かったのは「献立のマンネリ化」で27%。上記の結果から分かるように、外出自粛のためやむなく毎日自炊をしている人も多く、レシピのレパートリーは毎日料理をしている層より少ないと推測できる。

 2番目に多かったのは「買い物に行きづらい」という悩みで、26%となった。これは、「買い占め」という単語に敏感になっていたり、感染を避けるため人の少ない時間帯を選んだりするなど、さまざまな要因があると考えられる。

 最後に食費の変化についての問いに対し、自炊頻度は上がっているにもかかわらず、驚くべき結果が分かった。それは、ウイルス流行後の外食を除いた食費、つまり自炊の食材費を中心とした出費になるが、こちらが「増えていない」と答えた人は、半数以上の65%となった。1食あたりにかける食費は減少していることになる。

 先行きが見えない不安から、たとえ自炊の頻度が上がっても食費を上げることができない。しかし献立のマンネリ化に困っているというジレンマを抱える家庭が多いことが浮き彫りとなった。

(Hint-Pot編集部)