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ヘンリー王子 英王室との離別がさらに明確に 息子にも名付けた大切な姓を米国では使用せず 英紙が報道

著者:森 昌利

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ヘンリー王子【写真:Getty Images】
ヘンリー王子【写真:Getty Images】

持続可能な旅行会社を登記 英国最後の帰国時には同名の会合に出席していた

 ヘンリー王子が移住先の米カリフォルニア州で、新しく会社登録をするために署名した書類に“英王室の名字”を使用していないことが分かった。ヘンリー王子は“王室引退”前、最後の一連の公務に先駆けて、この新会社と同名の持続可能な旅を推進するためのグローバルパートナーシップ「トラバリスト」の会合に出席。目はうつろで浮かない表情をしていることが話題となった。

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 英大衆紙「ザ・サン」が掲載した記事によると、ヘンリー王子は持続可能な旅行会社「トラバリスト」の登記書に署名した際、英国の王家が使用する姓である「マウントバッテン=ウインザー」を記載しなかったことが明らかになった。

「マウントバッテン=ウインザー」という姓は、エリザベス女王とフィリップ殿下のそれぞれの姓を組み合わせた複合姓。ウイリアム王子とキャサリン妃の子どもたちは、3人とも「ケンブリッジ」という姓を使用しているが、ヘンリー王子の長男アーチーくんには、この「マウントバッテン=ウインザー」の姓が使われ、祖父を称えた素敵な名前だと評されていた。

 ヘンリー王子はエリザベス女王をとても慕っており、これまでもとても楽しそうに触れ合う姿は国民から微笑ましく見守られてきた。尊敬する祖父母の名字に王子も誇りをもっているはずだが、王室離脱後はその思い入れのある名字を使っていないようだ。

 また、ヘンリー王子は学生時代と軍隊所属時に使っていた「ウェールズ」の名字も使用せず、登記書には「プリンス・ヘンリー・チャールズ・アルバート・ディビッド・サセックス公爵」とサインしたという。

“王室引退”後、「HRH(殿下、妃殿下)」という称号と「ロイヤル」の文言の使用禁止となったため、当然のことながら署名に使われることはなかったが、王室の名字も使用しなかったことで、王家との離別がさらに明確になる形となった。

 ただし、チャールズ皇太子とダイアナ元妃の次男として誕生し、王位継承権の6位も所持するヘンリー王子に「プリンス」の称号は生涯保持されることになっている。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)