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外出自粛で「自律神経失調症」になりかけた漫画が話題 対処法とは 「私も最近生活リズムガッタガタなので危ない」
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2年前に発症した経験から予兆を感じ早めの対策
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、不要不急の外出自粛が続いています。家にこもり切りの生活をしていると心配なのが心身の健康です。すでに何となく不調を抱えている、という人もいるのではないでしょうか。漫画家の小林拙太(@setta_kobayasi)さんは、自身の経験から、その原因不明の体調不良の理由の1つに「自律神経失調症」の可能性があるといいます。この経験を漫画にまとめ、注意を呼びかけたところ大反響。描いた理由や現在の生活を聞きました。
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週刊少年ジャンプ増刊「最強ジャンプ」で、「ブラッククローバーSD アスタくん魔法帝への道」を連載中の小林さんは、職業柄、不規則な生活に陥りがち。一昨年、運動不足や昼夜逆転の生活がたたり、「自律神経失調症」と診断された経験があるそうです。
漫画には小林さんが発症した自律神経失調症の症状がさまざま説明されています。特に注意したいのは、悪化した時について。身体だけでなく、うつ病など精神面にも異常をきたすことがあり、注意が必要だと小林さんは強調します。
小林さんが最初に自律神経失調症と診断された際には、アロマ浴やアニマルセラピーなどたくさんのことを試しました。その結果、入眠・起床時間をなるべく毎日同じ時間にすることや、日光浴、適度な運動をするといった健康的な生活を心がけることが一番大切だと感じたそう。
今回、新型コロナウイルスの流行で買い物以外ほぼ外出せず、在宅ワークを続けていたところ、自律神経失調症の予兆を感じて焦ったという小林さん。悪化する前に昼夜逆転生活を正し、運動を少し増やすなどの対策を講じ、3日ほどで体調が良くなったそう。現在は、なるべく人と顔を合わせない時間に30分ほどウォーキングに行くようにしているのだとか。そして「これではコロナが収束しても、みんな病んじゃうのでは!?」と思い、漫画にすることを決めたといいます。
漫画を公開すると、「健康を妨げる自粛は本末転倒ですよね。元気を頂きました!!」「私も最近生活リズムガッタガタなので危ない」「外出しなくても、リズムのある生活と適度な運動は必要ですね」など多くの人からコメントが寄せられました。小林さんは多くの人がわけも分からず同じ不調で悩んでおり、「書いて良かった」と感じていると語りました。
(Hint-Pot編集部)