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猫、犬も長寿に… 高齢ペットにどう向き合うのか? 「排泄時の補助」は必須
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猫は「寒さ」、犬は「尿」への対策が重要と指摘
人間同様に、寿命が延びている犬や猫。高齢のペットにどのように向き合って世話をしていくか、少しでも長く一緒に過ごすためには重要なことになる。ペットの火葬・葬儀ができる霊園検索サイト「メモリアルなび」は高齢の犬または猫の飼い主224人にアンケート調査を実施。配慮していること、どのような介護が必要なのかなどを挙げている。
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ペットで高齢と言われるのは、一般的に6~8歳とも言われるが、今回のアンケートでは10歳以上のペットの飼い主が約8割となった。犬、猫ともに約7割の飼い主が「年齢に配慮している」と答えている。高齢犬に対しては食事の量や硬さなどに配慮する他、マナーベルトやおむつの着用、散歩を控えるなどすると回答している。
高齢猫についても食事への配慮が最も多く、その他には「寒い時期には寝床に暖房」「室温を一定に保つ」などと回答している。犬には「尿対策」、猫には「寒さ対策」が重要なのかもしれない。
また、“老化”の症状については「寝ている時間が多くなった」、「歩くのが遅くなった」との回答が多かった。犬には「目が悪くなった」「耳が遠くなった」、猫には「口臭が強くなった」「食欲が減った」などの回答があった。
次に「介護が必要か?」との問いには高齢犬飼育者の18.5%、高齢猫飼育者の23.1%が「必要」と答えている。犬、猫ともに「排泄時の補助」が最も多く、次に「足腰が弱ったことによる介助」が必要としている。
やはり重要なのは、排泄時の補助のようだ。ペットはもはや家族同様の存在。1日でも長く一緒に暮らすためにも、しっかりと向き合わなければならない。
(Hint-Pot編集部)