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「人生最低の瞬間」になった結婚式 小姑のせいで晴れ舞台が「台無し」に

著者:和栗 恵

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人生の晴れ舞台… いい思い出ばかりではない?(写真はイメージ)【写真:写真AC】
人生の晴れ舞台… いい思い出ばかりではない?(写真はイメージ)【写真:写真AC】

「私たち、結婚します。これからもよろしくお願いします」という思いを込めつつ、女性にとって憧れのドレスを身にまとい、その場の主役になれる一世一代の晴れ舞台・結婚式。すべてが自分の思う通りに行えるかというと、そうではないことも多いようで……。最近は結婚式を挙げない「ナシ婚」を選択するカップルも増えているようですが、「人生最低の瞬間」と自身の式を振り返る女性の体験談とは?

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“サイアク”と評判の結婚式場に義姉が勤務 避けていたのに…

「人生最高の瞬間になるハズだったのに、人生最低の瞬間になってしまいました」

 大きなため息とともに、ご自身が結婚した時の体験談を話してくださったのは、群馬県在住の橋本梨花さん(仮名・41歳)。高校時代の同級生だったご主人と社会人になって再会。実はお互い、高校時代に好きだと思っていた同士だったことが分かり、出会って間もなく付き合い始めたとのこと。それから3年後の27歳。ある程度お金も貯まったことだし……と、結婚を決めたといいます。

「夫には姉がいるのですが、この義姉が、地元で“サイアク”との評判を持つ結婚式場で働いていたんです。そのため夫自身がその式場での結婚を嫌がっていて、『姉貴に事前に結婚を知らせてしまうと、自分のところで式をやれって言うだろう。だから、姉貴に知られないように結婚のプランを進めよう』と言ってきたんです。義理のご両親にも、親戚筋にも、式場の担当者にも固く固く口止めをし、結婚式ぎりぎりまで義姉には知らせないでおくことにしたんですよ」

 梨花さんご夫妻が決めた式場は県下でも1、2を誇る人気チャペル。素敵なドレスを手配し、料理のグレードも来賓のために……と少し高めのものに設定。引き出物の中身も決め、結婚式まであと2か月……というところで“事件”は起きました。

「私たちの式のプランナーをしてくださっていた方が、どうやら義姉と同じ専門学校だったらしいんです。同窓会のようなものがあり、そこで義姉が『弟が結婚する時は、私の式場でやってもらうんだ~』と話したのを受け、プランナーさんが『え~。弟さん、うちの式場で結婚式挙げるのに、何言ってんのよ~』と。酔っていたこともあり、ばらしてしまったらしいんです。それを聞いた義姉はすぐさま夫に電話をし、ずいぶんと怒鳴り散らしたようです。その怒りはなかなか解けず、義理の両親のいる前でも大声で怒鳴り続け、台所にあった食器類をめちゃくちゃに壁に投げつけたらしく、ついに義理の両親が撃沈。『頼むから、あの子の勤めている式場に変えてくれないか……』って、土下座状態で頼まれてしまって……」

 結局、梨花さんたち夫婦が選んだ式場はキャンセルすることになり、仕方なく結婚式場を変更。梨花さんは「もう嫌だ。結婚式なんてしたくない。少し時間を置きたい」とご主人に訴えましたが、「結婚式さえ過ぎれば、姉貴がこんなわがままを言うことはもう絶対にないから! 俺はお前と結婚したいんだ! 頼むよ!」と、泣きながらすがり付いてきたため、「情」にほだされてしまったそう。

 式場を変えることになった途端、怒鳴り散らし、暴れて家の中のものを壊し続けていた義姉は態度をコロリ。

『まぁまぁ、私に任せておいてよ! かわいい弟の結婚式なんだから、めっちゃサービスしてもらうし、あんたたちが選んだ式場より、ずっといい式にしてあげるから!』。そう、豪語したといいます。