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「英語で話せなくなっていた」 ハワイ育ちの4歳娘が日本で2か月過ごした結果…母親が痛感したバイリンガル教育の難しさ

公開日:  /  更新日:

著者:i-know

日本で2か月過ごした娘 ハワイに戻るとまさかの変化が

10月に1週間の秋休みがあるハワイ。子どもの友人家族と1泊2日のキャンプへ【写真:i-know】
10月に1週間の秋休みがあるハワイ。子どもの友人家族と1泊2日のキャンプへ【写真:i-know】

 その出来事とは、当時4歳だった娘が、2言語の狭間で混乱している様子を目の当たりにしたことです。

 その頃の娘は、日本に3年以上帰っていなかったため、英語が優勢になっていました。そんななか、夏休みの2か月間、日本の幼稚園に通ったことで、まるでスポンジのように日本語を吸収。親としては喜ばしく思っていました。

 ところが、日本滞在を終えてハワイに戻ると、思いがけないことが起こりました。なんと、近所のお友達と英語で会話ができなくなっていたのです。

 相手の英語を聞き取ることには問題がないのに、自分の言いたいことを英語で表現できません。結局、当時6歳だった息子に通訳してもらうことになりました。その姿を見て、私は「完璧なバイリンガルになることを無理強いするのはやめよう」と思ったのです。

 また、娘とは違い、息子はそれまで2つの言語の間で戸惑うことがほとんどありませんでした。同じ家庭で育っていても、言語の習得には子どもによって違いがあるのだと実感した出来事でもあります。

 この経験から、バイリンガル教育で一番大切なのは「その子のペースで進めること」ではないかと考えるように。ありきたりな回答ですが、冒頭でお話しした「どうしたら、子どもをバイリンガルに育てられるか」という質問に対しては、そのように答えるようにしています。

 次回は「先輩ママが教えてくれた“バイリンガル教育の落とし穴”」についてお話ししたいと思います。

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(i-know)

i-know(いのう)

大学卒業後、フリーランスライターに。お笑い雑誌やファッション誌で、著名人のインタビューを中心に活躍。34歳のとき日本のキャリアに一区切りをつけ、単身ニューヨークへ。その後、ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現在は2人の子ども(8歳、6歳)をバイリンガルに育てるべく奮闘している。