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メーガン妃 なじめなかった王室スタッフの“緩慢さ” 迅速対応の米セレブとは真逆の文化に軋轢生じる 専門家分析

著者:森 昌利

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メーガン妃【写真:Getty Images】
メーガン妃【写真:Getty Images】

英高級紙の番記者が指摘 前例に重きを置くロイヤル 要求にすぐ応じる米セレブ文化

 結婚してから約1年11か月。メーガン妃の“王室ライフ”は、婚約時を含めてもわずか2年4か月で終わった。この間、数名の王室スタッフが辞任したとされている。昨年5月に誕生した長男アーチーくんの世話係「ナニー」はわずか6週間で2人が辞めるなど、スタッフが次々と職を離れたことはメディアで度々報じられた。メーガン妃は幸い、3人目の黒人ナニーを「神様からの贈り物」と称え、一部報道ではバカンスや北米での生活にも帯同していると伝えられていた。離脱前最後の一連の公務では、ヘンリー王子との車中で「激怒」しているような表情を見せて話題になったこともあるメーガン妃。スタッフには、相容れない“壁”があったようだ。

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 英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事では、度重なるスタッフの辞任について王室専門家が分析。「セレブリティの世界と王室の文化の違いが最大の原因」と指摘した。

 英高級紙「テレグラフ」の王室番記者カミラ・トミニー氏は「アメリカのセレブリティ界での有名人の要求に対する迅速な対応と、王室における厳格な階級社会での決定の遅さ。スピード感に大きな違いがあった」と語っている。それがメーガン妃と王室スタッフの間に溝を作ったという。

 トミニー氏は、王室内での物事の動きは前例に重きを置かれ「以前はどうしたかと調べるだけで相当の時間がかかる」と説明している。その流れは、英有名テレビドラマ「ダウントン・アビー」でも表現されている貴族社会の“緩慢さ”だという。

 一方、メーガン妃にしてみれば思ったように物事が進まずイライラが増すばかり。「人使いが荒い」という報道もあったが、すべては旧式でゆっくりと時間が進む王室のしきたりに慣れなかったことで、結果的にスタッフとの“軋轢”を生んだようだ。

 いずれにしても、3月31日で“王室引退”が確定して、新たな道を歩み始めたメーガン妃。今後はハリウッド流の現代的な人生を満喫するとは思うが「急いては事を仕損じる」という言葉もあるので、くれぐれもご注意願いたい。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)