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「使い方について考えて」 ハロウィン仮装に赤十字マークはNG 日本赤十字社に理由を聞いた
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今週末に迫ったハロウィン。仮装の準備で、ナース服を手に取った人もいるのではないでしょうか。胸元や帽子に赤い十字があしらわれたデザインをよく見かけますが、実はこのマーク、気軽に使ってよいものではありません。日本赤十字社(以下、日赤)は10月22日、ハロウィンを前に「赤十字マーク」の本来の意味について理解を呼びかけるプレスリリースを発表しました。赤十字マークを自由に使えない理由や、誤使用を防ぐための取り組み、その難しさなどについて、日赤にお話を伺いました。
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「医療のマーク」ではなく命を守るための目印
赤十字マークというと、病院や医療を表すマークだと思っている人も多いかもしれません。しかし日赤によると、このマークは紛争などで傷ついた人々と、その人たちを救護する医療活動や救護員、施設などを攻撃から守るためのもの。
戦争や武力紛争の際にも、傷病者や救護に当たる人、病院などを守る国際的なルールがあります。ジュネーブ諸条約などに定められたこのルールを「国際人道法」といい、そこで守られる人や施設を、相手が見分けられるようにする目印が赤十字マークです。
意外なのは、マークの寸法や形、色などの様式が厳密には決められていないことです。紛争の混乱のなかでは、常に正確なマークを描けるとは限りません。規格を細かく定めてしまうと、わずかな違いを理由に攻撃されるおそれがあるためです。
日赤国際部企画課の齊藤彰彦さんは、プレスリリースのなかで「いざというときにマークが確かに命を守るには、平時から正しく使われていることが欠かせません」とコメント。マークが日頃から不適切に使われて世の中にあふれると、マークへの理解が誤ったものになり、紛争時に傷病者や救護員を適切に守れなくなってしまうといいます。
