Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

海外ニュース

ヘンリー王子 「ヘアロス」はメーガン妃からのプレッシャーも 増毛専門家同情 「有名であり続けるのは大変」

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

ヘンリー王子【写真:Getty Images】
ヘンリー王子【写真:Getty Images】

「英王室の男性のヘアロスは遺伝的なもの」

 英王室を離脱し、米ロサンゼルスに移住したメーガン妃とヘンリー王子。その一挙手一投足が注目を集める中、ヘンリー王子の悩みが深刻化しているという。メーガン妃とハリウッドでセレブ生活を満喫しているとされる王子が味わっている“苦しみ”とは薄毛。今年2月にロンドンの有名植毛クリニックを訪れていたと報じられたが、今回、英大衆紙は増毛専門家の話を紹介。記事では「治療を受けなければ3~5年で(兄の)ウイリアム王子のようになる」と“警鐘”を鳴らし、メーガン妃からのプレッシャーもあるのでは、と報じている。

 ◇ ◇ ◇

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、35歳のヘンリー王子が直面しているのは「ヘアロス」。つまり“薄毛”だ。特に、2018年5月のメーガン妃との結婚以来、頭頂部の毛髪が薄くなる一方と指摘されている。数年前は兄であるウイリアム王子の「ヘアロス」をからかっていたとされるヘンリー王子だが、今では兄と同じような状況になってきているという。今年2月にはメーガン妃の“後押し”もあって、有名植毛クリニックを訪れたと報じられていた。

 美貌が売り物の女優の妻の存在や、また王室を“引退”して新たな人生を踏み出したことで、“若くあり続けなければならない”というプレッシャーは大きいという。増毛の専門家であるスペンサー・スティーブンソン氏は「世界で最も有名でグラマラスなカップルであり続けるのは大変です」と、そんなヘンリー王子に同情する。

 しかし、スティーブンソン氏はきっぱり言い切っている。「残念ながら英王室の男性のヘアロスは遺伝的なもので、きちんとした治療を受けなければ、ハリー(ヘンリー王子の愛称)も3年から5年でウイリアム王子と同じような状態になるでしょう」。

 ウイリアム王子は将来の国王として、頭髪は失ったかもしれないが、好感度抜群のキャサリン妃とともに英国民の人気は絶大。チャールズ皇太子を飛び越えて“次期国王に”という声も寄せられるほど。一方、ヘンリー王子は王室を“引退”し、野心満々とされるメーガン妃と生き馬の目を抜くハリウッドで生き残っていかなければならない。とすれば、あと数年で髪の毛を失ってしまう事態は避けたいところだろう。

 スティーブンソン氏は「ヘアロス」の原因のほとんどは「遺伝」というが、これにさまざまなプレッシャーが加われば、髪の毛を失うスピードも加速する可能性もある。果たして、数年後のヘンリー王子はどのような姿になっているだろうか。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)