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メーガン妃とヘンリー王子 “暴露本”を今夏に出版することが明らかに インタビューも終わり執筆作業が進行中と報道
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王室内で孤立した詳細も明かされる? 王室関係者が戦々恐々となる可能性大
“王室引退”したメーガン妃とヘンリー王子の伝記が、この夏に出版されることが明らかになった。すでに2人のインタビューは終わっており、現在は王室専門家が執筆作業に入っているとされ、この内容次第では王室関係者が戦々恐々となる可能性が高いと見られている。英紙が報じた。王室にいてどんなストレスがあったのか。主要王族から離脱した理由も語っているとされる。
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英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、この本の出版は8月11日を予定しているそうだ。英文で320ページの内容であり、今回の“王室引退”の理由も語られているという。著者はメーガン妃の“チアリーダー”として知られる、同妃のお気に入り王室ジャーナリストのオミッド・スコビー氏。そしてスコビー氏の友人であるアメリカ人ジャーナリストのキャロリン・ドゥランド氏が加わり、2人の共著になる予定だ。
メーガン妃とヘンリー王子は先日、英タブロイド4紙に対し「今後は一切協力しない」という内容の“絶縁状”を送付した。メーガン妃が実父トーマスさんの手紙の一部を掲載した「メール・オン・サンデー」(デイリー・メール日曜版)を訴えた裁判も始まったばかり。こうして英メディアとも全面戦争が勃発する中、メーガン妃派の若手ジャーナリストに伝記を書かせ、今回の“王室引退”の理由を明かし、2人の立場を“自己弁護”する狙いもあるのだろう。
英メディアとの確執とともに、メーガン妃の王室内での孤立も“王室引退”につながっているだけに、その孤立の詳細が明らかになれば、王室関係者の中に居心地の悪い思いをする人間が生まれてしまう可能性もある。
出版されれば世界で大ヒットするベストセラーとなるのは間違いないだろうが、新たな火種にもなりそうな暴露本とも言える伝記の出版。ともかく8月にまたこの本の内容を巡り、“引退”後もメーガン妃とヘンリー王子が英王室の話題の中心となる皮肉な状況が生まれそうである。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)