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キャサリン妃 長男ジョージ王子命名の秘密が明らかに エリザベス女王も関連 英紙が報道
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女王のミドルネームの男性名「アレキサンダー」になった可能性
ウイリアム王子、キャサリン妃の第1子として2013年7月22日に誕生したジョージ王子。「ジョージ」は、エリザベス女王の父が“6世”として国王となった時に名乗るなど、英王室に引き継がれる由緒ある名前でもある。キャサリン妃が将来の国王たる赤ちゃんに、思いを込めた他の名前を考えていたことを英紙が報じている。ジョージ王子を始め3人の子どもに恵まれ、現在は5人家族となった一家。新型コロナ禍で“自主隔離”しつつも、キャンペーンやボランティアに子どもたちが参加したり、オンラインやSNSなどを通じて夫妻は活動を続けている。先日キャサリン妃は産科病棟をオンライン訪問し、パンデミックの中、出産をした女性をねぎらってお祝いするなど、国民を励ます姿に称賛の声が集まっている。
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英大衆紙「ザ・サン」によると、キャサリン妃が考えていた名前は「アレキサンダー」。実は、エリザベス女王のミドルネームの中に「アレキサンダー」の女性名である「アレキサンドラ」がある。「ジョージ」同様、英王室にとって重要かつ伝統的な名前だが、キャサリン妃の敬意が感じ取れる。
記事によると、英王室専門家が明かしたエピソードとして「楽しみは後にとっておきたい」というウイリアム王子の希望から、2人はお腹にいた第1子となる赤ちゃんの性別は知らないまま出産に臨んだという。英高級紙「テレグラフ」は、第1子が女の子であれば「アレキサンドラ」と命名するという賭けに6万ポンド(約834万円)もの大金をかけたギャンブラーがいたと報じている。
もしも第1子に女の子が生まれていたら、ウイリアム王子の次は「アレキサンドラ女王」が誕生していたのだろうか? 最終的にはエリザベス女王の父、そして祖父と同じ名前の「ジョージ」に落ち着いてアレキサンダーはミドルネームに。「ジョージ・アレキサンダー・ルイ」となった。
エリザベス女王は今年1月3日、息子のチャールズ皇太子、孫のウイリアム王子、ひ孫のジョージ王子と、4人で並んだポートレートを4年ぶりに公開。連綿と続いていく英王室の安定感をアピールし、未来の国王たちと並ぶ姿に「最も重要な“ファブ4”(素敵な4人組)だ」と話題になった。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)