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メーガン妃とヘンリー王子の伝記 「ゆがめられた夫妻の姿を正すことがミッション」 予約販売だけで米ベストセラーに

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

ヘンリー王子とメーガン妃【写真:Getty Images】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:Getty Images】

米ニューヨークのAmazon予約開始24時間以内でトップ10入り 著者が狙いを語る

 メーガン妃とヘンリー王子の伝記「Finding Freedom(自由を探して)」が予約販売だけで、Amazonの米ニューヨークのベストセラーのトップ10入りを24時間で果たしていることが明らかになった。公開された本の表紙には、2018年10月にサセックス郡を初訪問した際の夫妻の写真が使用されている。メーガン妃はこの日、英国ブランドを着用していないと見られている。

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 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が報じたところによると、368ページの伝記では、メディア側が繰り返し報じてきた“虚像”ではなく、2人の真実の姿が描かれているという。

 著者であるオミッド・スコビー氏とキャロリン・ドゥランド氏は「この本の狙いは、ハリー(ヘンリー王子の相性)とメーガン(妃)が世界の人権運動やチャリティを通じて見せる実像を描くこと」と発言。英タブロイド紙が批判的な記事を繰り返し報じたことでゆがめられた、サセックス公爵(ヘンリー王子)夫妻の姿を正すことが“ミッション”(務め)であるとした。

 確かに2人を“王室引退”に追い込んだ英タブロイド新聞の報道の中には、父親トーマスさんとの確執に関し、さまざまなゴシップが流れ、メーガン妃の心を傷付けたものも少なくなかった。

 こうした中、伝記を出版して「自分たちサイドの真実を明らかにする」という試みだ。

 しかしその一方で、メーガン妃が「メール・オン・サンデー」を訴えた民事裁判の第1審は英タブロイド側が勝訴。この伝記でこの劣勢をどれだけ挽回することができるのか。オンライン版の発売日は8月11日で、世界同時に開始される予定だ。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)