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優しい夫が豹変! 漫画「コロナ離婚をちょっと考えた話」に共感の声 「謝り合えるうちは大丈夫!」
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イヤイヤ期の娘をめぐり夫婦ゲンカ 些細なことがきっかけに
外出自粛のため、夫婦で過ごす時間が増えている現在、「コロナ離婚」という単語をよく耳にするようになりました。最近、実際に離婚の文字が頭をちらついたという渡部アキ(watanabe_aki)さんが描いた、「コロナ離婚をちょっと考えた話」という漫画が話題となっています。話を聞きました。
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1児のママであり、ダンス講師やレシピライター、イラストレーターとしても働くアキさんですが、ちょうど「コロナ離婚」という言葉が聞こえ始めた頃に、仕事が一時的になくなりました。とはいえ、ご主人は変わらず出勤しており、現状はコロナ禍による失業の心配もないため、比較的平穏に過ごしていたといいます。そのため「コロナ離婚」と聞いても、自分にはどこか無縁なものだと感じていたそう。
しかし、今回のことから「コロナが直接的な原因ではなくても、間接的に離婚を考えてしまう時があるのだなと感じました」とアキさん。その出来事とは、いつも優しそうなご主人との、思いがけない衝突でした。
ある日の夕飯でのこと。イヤイヤ期の娘がスープをこぼしてしまい、夫婦で分担して片付けをしていました。ところが、汚れた洋服を手洗いしたアキさんがリビングに戻ると、驚きの光景が。何とテーブルと床の掃除をしていたはずのご主人が、中途半端にしたまま娘さんとテレビを見ていました。
アキさんは思わずイラっとしてしまい、きつめに言葉をかけてしまいます。すると、いつも温和なご主人とは思えない言葉遣いで怒鳴ってきたそう。優しさが一番の魅力であるご主人の言動に愕然としてしまったアキさんの頭を「離婚」という2文字がかすめていきました。
後日、ご主人は、仕事で精神的に追い詰められていたことや、娘の気持ちを優先したかったと謝罪。そんなご主人の説明を聞き、自分自身も家にこもり切りでイライラしており、お互いかなりストレスが溜まっていること、また娘のことを一番に考えた行動は「優しい旦那が考えそうなことだなあ」と納得したといいます。
アキさん夫婦は普段から思っていることをちゃんと言葉に出すよう、お互いが心がけているそう。しかし、今回のことで小さな不満も積もれば爆発することを肝に銘じ、外出自粛中だからこそ、「お互いを思いやることが、今とても大事な時期かもしれません」と振り返りました。
漫画が公開されると「話し合えて、謝り合えるうちは大丈夫!」「拭いてもほしいけど、子供優先してくれたの良い」「我が家も多々あります」など、たくさんの共感の声が寄せられました。
(Hint-Pot編集部)