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朝起きたら目が腫れていた… 帯状疱疹になった実体験の漫画が反響 「こんな状態になるなんて知らなかった」
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目にできると失明のリスクも 20~40代に増加中
「帯状疱疹」という病気を知っていますか? 国立感染症研究所によると、近年20~40代の発症率が増加傾向にあるといいます。外出自粛生活が長期化し、免疫力の低下に注意が呼びかけられている現在、高齢者の病気というイメージが強い帯状疱疹ですが、誰もが注意をしなければいけない病気となっているようです。まぶたに帯状疱疹(ヘルペス)ができてしまい、注意を呼びかける漫画が話題となっています。病名は聞いたことがあっても、実際どうなのか想像できない人も多いかもしれません。作者rikko(@rikko157)さんに、発症前の体調や現在の気持ちを聞きました。
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rikkoさんはある日、目覚めると右目にピリピリとした違和感や痛みがあり、見るとまぶたが腫れていました。ものもらいかと思い眼科病院へ行ったところ、医師から「ヘルペス」と診断されます。よく耳にしたことはありましたがどのような病気だかは知らず、一通り医師から説明を受けましたが、rikkoさんはこの時、大きな後悔となってしまう判断をします。
医師からは、別の病院に行き内服薬を処方してもらったほうがいいと忠告を受けたといいます。しかし、rikkoさんは自宅仕事のため、眼科でもらった薬だけでとりあえず様子を見ることにしました。
それから1週間後、病院に行くと、まぶたの腫れは多少引いたものの、皮膚の状態は悪化しており、結局内服薬を勧められる状態に。1か月ほど病院通いを続け、ピリピリ感や痛み、腫れは治まりましたが、眉尻の辺りには気になる痕が残ってしまいました。
漫画には描かれていませんが、まぶたが腫れる10日ほど前から、ずっと右側だけ痛む偏頭痛に悩まされていたそうで「今にして思えば、それが前兆だったのかもしれない」と気が付いたというrikkoさん。こうしてこの体験から、多くの人が「私のように後悔しませんように」という願いを込めて漫画を描きました。
漫画が公開されると「これまだ、マシだったかもしれません。帯状疱疹で本当にひどい後遺症に一生悩まされることもあるので…」など、同じように帯状疱疹の経験がある人からコメントが集まりました。症状はさまざまですが、目にできると失明や視力の低下など、重い後遺症に苦しむこともあるようです。また、「こんな状態になるのは知らなかったので知れて良かったです」など、名前は知っていても実際にどんな状態になるか想像も付かなかったという人からも反響を呼んでいました。
「思っていたよりずっと深刻で怖い病気だったんだと知りました。もっとしっかり調べて早く治せば良かったと後悔するばかりです」とrikkoさん。不調や違和感がある際は、すぐに医師に相談しましょう。
(Hint-Pot編集部)