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キャサリン妃とウイリアム王子 新型コロナ禍での活動が称賛 積極的プライバシー公開に「国民も共感」と専門家

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

キャサリン妃とウイリアム王子【写真:Getty Images】
キャサリン妃とウイリアム王子【写真:Getty Images】

3人の子どもの愛らしい姿がロックダウン下の英国民を「励まし、慰めている」

 メーガン妃とヘンリー王子が“王室引退”して、責任が増したキャサリン妃とウイリアム王子。英国内では、弟夫婦が去った後に新型コロナウイルスが感染拡大。ロックダウン(都市封鎖)を余儀なくされ(現在は一部緩和)、チャールズ皇太子が感染した他、94歳と高齢のエリザベス女王はハイリスクで公務ができない状態になった。そんな窮地に追い込まれた英王室で、3人の子どもの写真や動画を頻繁にSNS上で公開するなど、ウイリアム王子夫妻のオープンで献身的な行動が改めて称賛されている。

 ◇ ◇ ◇

 英大衆紙「デイリー・メール」が報じたところによると、王室専門家のケイティ・ニコール氏がウイリアム王子とキャサリン妃夫妻について「英国を持ち上げる存在」と評価。ロックダウンした英国で、2人の積極的な活動を称賛した。

 ニコール氏がまず指摘するのは、2人がプライバシーの“ガード”を下げて、SNS上に「多数の家族写真を投稿している」こと。ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の3人の愛らしい姿がロックダウン中の英国民を「励まし、慰めている」と語った。

 また、家族動画も外出自粛を余儀なくされた国民の心をサポートするとして話題になった。ニコール氏は「プライバシーを公開して、国民に親近感を抱かせました。特に、3人の小さな子どもを抱える“普通の親の顔”を見せたことが素晴らしい。こうした2人の姿を見ることで、国民は王室も自分たちと同じだと共感を抱きます」と手放しで褒め称えた。

 必ず国民の目の届くところにいる――。そうしたキャサリン妃とウイリアム王子の姿は、将来の英国王と王妃としての未来に確実につながっていくだろう。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)