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2児のママの実録漫画に称賛の声 イケイケのメンズの輪に“参戦”し始めた挑戦とは 「勇気と周りの優しさホント最高」
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キャスターボードを練習してみるもボロボロに すると“優しい世界”が広がった
「始めるのに遅すぎることはない」という言葉は有名ですが、なかなか最初の一歩が踏み出せないという人も多いのではないでしょうか。“おうち時間”を利用して、思いもよらない挑戦をしてみたという2児のママが描いた、実録漫画が話題になっています。「女子校デイズ 男がいない青春だって良いもんだ」(KADOKAWA刊)などのエッセイ漫画が人気の作者グラハム子(gura_hamuco)さんに話を聞きました。
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6歳の長男と4歳の長女、ご主人との、明るい日常生活を綴ったエッセイ漫画が人気のグラハム子さん。自宅にいるご主人に子どもたちを預け、あることに挑戦しに行くことを決めました。それは何とキャスターボード。義母が休校中の長男を気遣い送ってくれたものです。
しかも、その挑戦場所は、高校生から大学生くらいの“イケイケのメンズ”たちがスケートボードを楽しむ、人や車の行き来が少ない道路。突然やって来た作者に対して、マスク姿の若者たちは少々引き気味で視線を送りますが、気にもせず始めてみたそうです。
「小学生もみんな乗ってるし」と少々甘く見ていた作者。しかし、やってみると意外に難しく、何度やっても盛大に転んでしまいます。
すると、見かねた若者が、まずは「壁を押して乗ってる感覚をつかむとイイ」とアドバイス。さらに転んで傷だらけになった作者を見かけた隣の家の奥さんや娘さんが、手当をするための救急箱や肘、膝あてを持ってきてくれたそう。
1時間ほど練習し、最後は一丸となって作者の挑戦を見守ってくれていたという若者や近所の人たち。とうとう「オバさんイイ感じっス!!」と認められるほど成長したといいます。
大胆な挑戦に「元気出ました、あなたの勇気とまわりの優しさホント最高」「見習いたい!!」「日本で1番平和な道路ですね笑」など、たくさんの称賛の声が寄せられました。
作者によると、今はこの時の若者たちとは交流はないそうですが、公園で近所の小学生達と一緒にほぼ毎日キャスターボードに乗っており、だいぶ上達したそう。
「私は挑戦に年齢は関係ないと思っています。新しく学ぶことがあるって楽しいです」と作者。「多くの人から、勇気をもらったと言われうれしかった」と話しました。
(Hint-Pot編集部)