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ダイアナ元妃が存命なら… ヘンリー王子とメーガン妃の“王室引退”を「喜んだに違いありません」 王室専門家が語る
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ダイアナ元妃は「米国が大好きでした」
「ダイアナ元妃が生きていれば」という空想は、常に英王室ファンの心にあることだろう。今回のメーガン妃とヘンリー王子の“王室引退”について、ダイアナ元妃なら何と言っただろうか。世界をあっと言わせた“メグジット”だが、民衆のプリンセスが生きていれば「喜んだに違いありません」などと王室専門家が語った。英紙が伝えている。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が報じたところによると、王室作家のレスリー・キャロル氏は「ダイアナ元妃が生きていれば、メーガン妃とヘンリー王子の“王室引退”を支持するでしょう」と語った。
キャロル氏は「ダイアナこそ英王室プロトコル(儀礼)の息苦しさを身にしみて分かっていた人物です。また、王室に嫁いだ者の困難もよく知っていました。特にダイアナ自ら“灰色の男”とあだ名を付けた、儀礼にうるさいスタッフによる批判には辟易していました」と指摘。「生きていれば(“王室引退”を)喜んだに違いありません」と続けた。
さらにキャロル氏は「ダイアナは米国が大好きでした」とし、「自分と同じく、自らの感情に素直なハリー(ヘンリー王子の愛称)とメーガンが、自由に自分の気持ちを表現できる米国に移住するのを歓迎したと思います」と推測している。
ダイアナ元妃はチャールズ皇太子と離婚後、1997年8月31日に自動車事故により36歳で死去。存命なら現在58歳になる。当時、ヘンリー王子はまだ12歳で、現在も母の悲劇に心を痛めているとされている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)