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エリザベス女王 ロックダウン中に心慰める存在を英紙が報道 御年94歳の華麗なる日課とは
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“自主隔離”中のウィンザー城で大好きな乗馬を楽しむ
毎朝、頭にスカーフを巻き、ライディングブーツを履いてお出かけになるエリザベス女王。その行き先で女王を待っているのが、黒いポニーである。英大衆紙「デイリー・メール」が報じたところによると、現在、94歳の女王はウィンザー城で完全な“自主隔離”を行っているが、乗馬の日課が心の慰めになっているという。
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女王が愛するポニーの名前は「カールトンリマ・エマ」。イギリス北東部のリーズで生まれた牝馬で、ロックダウン中の英国で不自由な暮らしを強いられているエリザベス女王を慰めていると伝えた。
また、女王に仕える22人のスタッフも、新型コロナウイルス感染のリスクを避けるため家には帰らずウィンザー城に泊まり込み、業務を続けているという。
98歳のフィリップ殿下も同居中であることから、完全隔離が求められるのも当然だが、ウィンザー城のスタッフはまさに今一枚岩となり、女王夫婦を守っているようだ。
英国では一部の報道で、新型コロナウイルスの影響で女王が再び公の場に姿を見せることはないのではないか、退位するのではないか、などと伝えられたこともある。しかし、関係者筋はきっぱりと否定している。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)