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キャサリン妃が怒り心頭 批判記事掲載の英雑誌に法的措置 「不正確で誤った表現」 英紙伝える

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

キャサリン妃【写真:Getty Images】
キャサリン妃【写真:Getty Images】

夫妻はウェブサイトからの記事削除を求める法的文書をすでに送付

 ウイリアム王子とキャサリン妃夫妻が、英誌「タトラー」に法的措置を取ることが分かった。「タトラー」誌が掲載したキャサリン妃に関する記事の内容は「事実無根」としている。英紙「デイリー・メール」が伝えている。「タトラー」誌は先日、キャサリン妃の特集記事を掲載。ヘンリー王子夫妻が“王室引退”したことにより仕事が増え、「疲れてしまっている」などと伝えていた。

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「タトラー」誌の報道に、ウイリアム王子とキャサリン妃は怒り心頭のようだ。「メール」紙によると、夫妻はタトラー側にウェブサイトからの記事削除を求める法的文書をすでに送付したという。「不正確で誤った表現を含んだ記事」と、英王室は声明でも猛抗議をしている。

 特に夫妻は、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻が王室離脱したことによって仕事量が増え、その結果「キャサリン妃は疲れてしまっている」としたタトラーの“主張”に立腹しているという。

 また、キャサリン妃の体重や家族に対する批判的な内容も怒りの原因となっているようだ。アンナ・パステルナーク氏によって書かれた同記事では、ウイリアム王子の母親である故ダイアナ元妃が苦しんだ摂食障害に言及。「キャサリン妃は危険な方法で痩せてしまいました。故ダイアナ元妃のように」と指摘している。

 今回の件について、ある王室関係者は「あの記事は極めてひどい内容で、言葉に暴力性があり、不快です。性差別的であり、女性を辱めるものでもあります」と酷評。さらに「記事は嘘だらけ。キャサリン妃が公務に圧倒されているという主張に何の真実もありませんし、正真正銘のバカげた文章です」と断じている。

 新型コロナ禍の中、妃はSNSやビデオ通話を使って精力的に医療従事者らにメッセージを送る他、多数の家族写真を投稿するなど、国民に寄り添う姿勢が称賛を集めている。「疲れてしまっている」と報じられるのは心外なのだろう。

(Hint-Pot編集部)