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働く主婦が今、最もしたいこととは… 「精神的にそろそろ限界だった」

著者:Hint-Pot編集部

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緊急事態宣言が解除され、主婦は何を願う?(写真はイメージ)【写真:写真AC】
緊急事態宣言が解除され、主婦は何を願う?(写真はイメージ)【写真:写真AC】

  新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除され、徐々に普通の生活を取り戻したいところですが、まだまだ予断を許さない状況が続いています。そこで、主婦たちは今回の解除をどのようにとらえ、解除されたことで何をしたいと考えているのでしょうか。ビースタイルグループが展開する、主婦に特化した人材サービス「しゅふJOB」の調査機関「しゅふJOB総研」は、働く主婦層にアンケート調査を実施(有効回答数1000件)。「したいこと」の1位は「外食」という結果になっています。

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宣言解除に「良かった」は37.7%、「良くなかった」は17.2%

 まず、「全都道府県で緊急事態宣言が解除されたことをどう思いますか」との問いに対して「良かった」は37.7%、「良くなかった」17.2%、「わからない」45.1%となりました。これを臨時休校の対象となった子どもの有無別で比較してみると、子どもがいる層は「良かった」が36.7%で「良くなかった」が19%。臨時休校の対象となった子どもがいない層は「良かった」が39.3%、「良くなかった」が19.3%。ほぼ変わらない割合となりました。

 次に「緊急事態宣言発令中と行動を変えたいことはありますか(複数回答)」との問いには「外食しに出かけたい」が最多の43.6%。以下、「都道府県をまたいで移動したい(36.7%)」「買い物に出かけたい(36.6%)」「遊びに出かけたい(28.4%)」「コロナ禍が完全に収まるまで行動は変えない(22.7%)」と続きました。

 この結果を緊急事態宣言解除への賛否別で比較してみると、解除に賛成(良かった)派は「外食しに出かけたい」がトップ。しかし、解除に反対(良くなかった)派の答えだけを見てみると、「コロナ禍が完全に収まるまで行動は変えない」が最も多くなっています。

 それでは、実際にどう感じているのでしょうか。緊急事態宣言が解除されて「良かった」と回答した人の理由としては、次のような声が上がっています。

「精神的にそろそろ限界だった(50代)」

「経済活動をこれ以上抑えると日本経済が破綻しかねないから(50代)」

「長かった。保育園の休園が仕事にダイレクトに影響があるのできつかった。子どもと2人みっちり部屋の中で過ごすのもきつい(40代)」

「家族みんな家にいることで、ゆっくりする場がなくどこにも出かけられないのが主婦にとってはかなりのストレス(40代)」

 緊急事態宣言が解除されたことについて「良くなかった」と回答した理由として、コメントは次の通り。

「周りの人間が自由に出かけることで、安全でなくなったから。コロナが収まったわけではないのでまったく安心できない(30代)」

「まだ早い。第2波で医療関係者がどれだけ苦労するのかと思うと申し訳ない(50代)」

「コロナが消えたかのように行動する人がいるから(50代)」

「未だ完全に収束していないので、感染者0になるまで、解除するべきではない(60代)」

 また、緊急事態宣言が解除されたことについて「わからない」と回答した人の理由としては、不安と喜びが入り混じる複雑な思いも浮き彫りに。

「難しい問題だから。今まで経験がないので(40代)」

「本当に解除して大丈夫か不安な反面、元の生活に戻れそうな喜びとで半々(40代)」

「感染が広がる恐れがあるから。でもお店などが再開してうれしい(60代)」

 今回の調査結果について、「しゅふJOB総研」の川上敬太郎所長は「緊急事態宣言が解除されたことは人によって受け止め方はさまざまあるようですが、どちらかと言えば歓迎する声の方が多いようです」と説明。「遊びに出かけたい」と答えた人が多かったことに「長く続いた外出自粛期間の鬱憤がそのまま結果に表れているように感じます」と解説しています。また、「緊急事態宣言の解除は一歩前進した面もありますが、新型コロナウイルスは完全に収束したわけではありません。感染拡大防止に対応しながら、経済活動も回していくバランス感覚が国民一人ひとりに求められているのだと考えます」とも指摘しています。

(Hint-Pot編集部)