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キャサリン妃 特別な思いを込めたイエロードレスでビデオメッセージに登場 オーストラリアを応援
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2014年のロイヤルツアーで着用した思い出の1枚
キャサリン妃がウイリアム王子とともに、新型コロナウイルスの最前線で働くオーストラリアの人々へ感謝を伝えるビデオメッセージに登場した。その際、まばゆいばかりの可憐なイエローのドレスを着ていたが、こちらは2014年のオーストラリア訪問で着用していたものを着回していたことが明らかに。妃の思いを込めた装いについて英紙が伝え、称賛の声が集まっている。
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英大衆紙「デイリー・メール」が報じたところによると、キャサリン妃が着回ししたイエローのドレスは、ロンドン生まれのセルビア人デザイナー、ロクサンダ・イリニッチのドレス。キャサリン妃はこの900ポンド(約12万5100円)のドレスに、165ポンド(約2万2935円)と言われる「キャサリン・ゾレイド」の木の葉モチーフのゴールドイヤリングを着用してビデオメッセージに登場した。
「ゴールデン・ガール」(黄金の少女)――「メール」紙は、明るく朗らかなイエローのドレスにゴールドイヤリングを合わせてオーストラリアを励ました、まばゆいばかりのキャサリン妃の姿をそう形容した。
さらにこのイエローのドレスには、深い意味が込められているという。2014年にジョージ王子を連れ、オーストラリアを訪問した際に着た思い出の1枚だったのだ。6年前の姿を覚えている人々なら、同じドレスを着ていると気付き「オーストラリアに対するキャサリン妃の特別な思い」を感じ取ったに違いない。
ウイリアム王子夫妻はオーストラリアの山火事についてもビデオメッセージで触れ、キャサリン妃は「(残念な山火事に続き)新型コロナウイルスとの戦いも起こっていますが、オーストラリアの人々はまたも1つにまとまって対応しています」と語り、英国と結びつきが深いオーストラリアの国民に呼びかけた。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)