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メーガン妃 最新のメッセージ動画をボディランゲージ専門家が分析 “目の動き”に注目し「大げさな演技は避けた」
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「自然体でメッセージに本質的な現実味を与えた」と称賛
黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官の暴力の犠牲となった事件に端を発し、全米に人種差別に対する激しい抗議デモが巻き起こっている。その渦中、メーガン妃が動画で事件に対するメッセージを公開。その際のボディランゲージ、特に“目の動き”を専門家が診断した。
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英大衆紙「ザ・サン」が掲載した記事によると、ボディランゲージ専門家のジュディ・ジェームズ氏は「大げさな演技は避け、自然なボディランゲージを交えてメッセージに本質的な現実味を与えました」と語り、メーガン妃の動画を称賛した。
ジェームズ氏は特にメーガン妃の“目の動き”に注目。メッセージ中に何度か「間」を作り、何かを探すように視線を動かしたが、それは「あらかじめ用意した文章を読むのではなく、自分の心の中から湧き出た言葉を話すために起こったことです」と解説した。
また「話し始めでは目も微笑んでいますが、何度か瞬いて“これからは痛みのあることを話す”という予告をしています」と語り、今回の動画ではメーガン妃の目の動きにその心情が表れているとした。
メーガン妃はこのメッセージで「何も語らないのは間違い」と話し始め、今回のジョージ・フロイドさんを始め、人種差別が原因とみられる警察の暴力で命を落とした黒人たちの名前を挙げ、「このような世界であることに心が痛みます」と沈痛な表情で語り、その追悼の意を示している。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)