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エリザベス女王は倹約家 25年以上同じジャケットを着用 新品を無料でオファーされても断っていた 英紙報じる
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1989年に着用している姿が目撃 2012年にはお直しも
今年4月に94歳になったエリザベス女王が、25年以上も同じジャケットを着用していることが分かった。英国のアウトドアブランド「バブアー」のジャケットで、新しい製品を無料でオファーされても断っているといい、その倹約ぶりが話題になっている。英大衆紙「ザ・サン」が伝えた。「バブアー」はロイヤルお気に入りのブランドで、キャサリン妃も着用している。
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「サン」紙によると、「世界最高のデザイナーたちが女王に服を提供したくてたまらないかもしれない」という。しかし、エリザベス女王は自分のワードローブに質素でいることが分かったと伝えた。
毎年冬のコートを買い替える人もいるが、女王は25年以上も同じ「バブアー」のジャケットを着回している。そして修理が必要となっても、新品の無料提供の申し出も断っていたという。
2017年にBBCのウーマンズ・アワーに登場したデイム・マーガレット・バブアー氏は、女王即位60周年を祝う2012年の「ダイヤモンド・ジュビリー」の頃、女王がジャケットのコーティングを、ワックスし直すように頼んだと明かした。
バブアー氏は「(女王は)『バブアー』のロングジャケットをワックスし直すことを希望されたので、私たちはもちろん『喜んでさせていただきます』と秘書に伝えました」と語った。
その際、「バブアー」は女王の即位60周年を記念し、女王に300ポンド(約4万2000円)とみられる新しいジャケットの無料提供を申し出たという。しかし、秘書はバブアー氏に「女王は古いものの返却を求めています」と伝えた。
このアウトドアブランドはロイヤルのお気に入りで、キャサリン妃やメーガン妃もジャケットを数枚所有しているという。
(Hint-Pot編集部)