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ヘンリー王子とメーガン妃 王室離脱は「結婚までの準備期間不足」 交際5年で嫁いだソフィー妃語る
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「どのメンバーに対しても助けの手を差し伸べてきた」と証言
エリザベス女王の第4子であるエドワード王子と結婚し、ヘンリー王子の叔母に当たるソフィー妃が英メディアのインタビューに応じ、ロイヤルファミリーの一員としてメーガン妃の王室入りを「助けた」と語ったことが明らかになった。ソフィー妃はまた、ヘンリー王子とメーガン妃が王室離脱したのは「準備期間不足」と指摘している。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が報じたところによると、昨年10月にドキュメンタリー番組に出演したメーガン妃が「私に『大丈夫?』と聞く人はあまり多くはない」と語って王室内の孤独を明らかにしたことに対し、ソフィー妃は「私たちは常にどの新しいメンバーに対しても助けの手を差し伸べてきました」と明言。メーガン妃の主張に異を唱えた形になった。
またソフィー妃は、“王室引退”したメーガン妃とヘンリー王子に対して「本当に幸せになってほしい」とエールを送る一方、結婚から2年にも満たずにメーガン妃が英国を去ったことについて、自らの経験と対比。結婚前のヘンリー王子との交際期間が「短かったことが大きな要因である」と語っている。
ソフィー妃は1999年にエドワード王子と結婚する前に交際期間が5年もあり「その間に、王室に入ることとはどういうことか、客観的に学べた」という。また、婚約期間の半年間はバッキンガム宮殿で生活。王室入りのために時間をかけ、女王の息子との結婚に備えた。
ソフィー妃は「王室に嫁入りする人すべてがそうしなくてはいけないというわけではないが」と前置きしつつ、メーガン妃が王室になじめなかった理由について持論を展開。伝統と格式ある英王室に嫁ぐにしては、その準備期間があまりにも短かったことも原因にあると、自らの考えを示した。
ヘンリー王子とメーガン妃は2016年夏に出会ったとされる。18年5月19日に結婚式を挙げたが、今年3月末日で王室を離脱。現在はメーガン妃の故郷である米ロサンゼルスで暮らしている。2年弱の交際期間では短かったのだろうか。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)