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エリザベス女王 公式誕生日のファッションを深読みする人が続出 それぞれが主張する隠されたメッセージとは
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鮮やかなターコイズブルーのコートと帽子で登場 3回目の着回しも話題に
エリザベス女王は現地時間13日、公式誕生日を迎えた。夫フィリップ殿下と“自主隔離”中のウィンザー城で、公式誕生日を祝う恒例行事「トゥルーピング・ザ・カラー」に出席。鮮やかなターコイズブルーのコートと同色の帽子で登場し、そのファッションが人々の議論を呼んでいるという。
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例年通りであれば、ロイヤルファミリーが勢揃いし、パレードやバルコニーに登場する「トゥルーピング・ザ・カラー」。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で、ロンドン郊外にあるウィンザー城で規模を縮小して執り行われた。
英大衆紙「デイリー・メール」によると、エリザベス女王はターコイズブルーを基調に、小物はブラックで統一し、パテントシューズと、長年愛用している「ロウナーロンドン」を合わせた装いで姿を現した。毎回、胸元に光るブローチは違うものを合わせている。
このコートと帽子は、昨年6月3日にドナルド・トランプ米大統領とメラニア夫人が国賓として英国訪問した際にも着用。さらに、同年12月の英国議会での開会宣言時にも着回していたという。
ところが、このコーディネートの「カラー」をめぐって、インターネット上で議論が巻き起こっている。エリザベス女王はファッションでメッセージを送るのが得意なことで知られており、青、黄、緑が混じったターコイズブルーを深読みする人が多かったようだ。
このコートを「青」と考える人々は、女王が現在の与党である保守党を、さらに言えば1月31日に移行期間へ入った英国のEU離脱を支持していると主張。「緑」と考える人々は、女王が密かに「イングランド・ウェールズ緑の党」を支持していると主張している。
(Hint-Pot編集部)