どうぶつ
“ニャウンティング”されるねこ 年上の威厳がないと話題に 「『解せぬ!』って言ってるみたい」
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普段はとても仲良し 4歳差の「甫」くんと「コナ」くん
ねこは群れを作らず、いぬのような厳格な順位制はないと言われます。しかし、生活環境によっては、やはり序列ができることもあるのかもしれません。「年上としての威厳」が危ぶまれる、多頭飼いのねこ同士の微笑ましいやりとりが話題を呼んでいます。「アダムの肋骨(全2巻)」(大洋図書刊)が発売されたばかりの漫画家で、飼い主のみちのくアタミ(@michinokuatami)さんに話を聞きました。
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左にいるのは一番の新入り「甫(すけ)」くん、2歳半の男の子です。珍しい漢字ですが、「苗が育つ」などの意味があることから、大きく健やかに過ごせるようにという願いを込めて名付けました。立ち耳ですがスコティッシュフォールドで、やんちゃだけど臆病な性格なのだとか。
右にいるのは6歳の「コナ」くん、アメリカンショートヘアの男の子です。名前の由来は、出逢ったホームセンターの名称をもじったそう。性格は甘えん坊で少々“KY(空気が読めない)”。加減を知らない一面もあるようです。
2匹ともホームセンターで半年以上売れ残っており、特に甫くんは結膜炎を患っていたことから家族として迎えることに決めたそう。
甫くんとコナくんは気が合うのか仲が良く、よくじゃれて遊んでいます。しかし、この日は甫くんの気分が乗らなかったのか、香箱座りで遊びに誘ってくるコナくんに対し、何だか素っ気ない様子。
4歳も上のコナくんの顔を前足で制止している様子は、どちらが年上だか分かりません。お互いシッポをフリフリして、一触即発の雰囲気です。この時の様子を飼い主さんにアテレコしてみてもらったところ、
コナ「プロレスしy……」
甫「しない」
コナ「プロレ……」
甫「しない!」
という感じだったそう。コナくんは普段、他のねこに対して“マウント”を取りたがるたちのようですが、この日は圧倒されてしまったようです。
静かな攻防戦に対し、「『解せぬ!』て言ってるみたいですねww」「社会性のある猫ですなあ」「これが噂のニャウンティング…」などたくさんのコメント寄せられました。
(Hint-Pot編集部)