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ウイリアム王子とヘンリー王子 「関係崩壊」を記す暴露本が出版 キャサリン妃とメーガン妃の関わりも
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仲良し兄弟 この1年半で壊れた真実の関係 10月に発売予定
断絶なのか修復なのか。英メディア上でもまったく正反対の報道が入り乱れる、ウイリアム王子とヘンリー王子の関係。しかし今回、2人の仲が“壊滅的”だとする新たな暴露本の出版が予定されていることが明らかになった。この本によると、この1年半で兄弟の関係は完全に崩壊したという。英紙が伝えている。元々、愛情をたっぷり受けて仲良し兄弟として育った2人。ダイアナ元妃の葬儀の際には、無表情でいる弟のヘンリー王子を心配そうに見つめるウイリアム王子の姿がキャッチされたことも。いつ、なぜ壊れたのか。そのことを綴った暴露本の著者について英紙が報じている。
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英大衆紙「デイリー・ミラー」が掲載した記事によると、10月に出版予定という暴露本のタイトルは「BATTLE OF BROTHERS(兄弟たちの戦い)」で、作者は王室関連著書で有名なロバート・レーシー氏だという。同氏は王室史にも詳しく、ネットフリックスの王室ドラマ「クラウン」の時代考証コンサルタントでもある。
そのレーシー氏が、これまでの王室史でも少なくなかったという、王位の“継承者”である兄とその“代役”である弟の争いを検証しながら、ウイリアム王子とヘンリー王子の「真実の関係」を紐解いたのが今回の暴露本だと伝えた。
「ダイアナ(元妃)の息子たちは誕生の瞬間から厳重な警備に囲まれて育ち、壊れることがない強い絆を築いたかに見えたが、この18か月でその関係は崩壊した。その理由を幅広い情報網から丹念な取材を重ねて解き明かし、まったく違う道を歩む宿命を背負わされた兄弟の確執をロバート・レーシーが解説する」とプレスリリースには記されている。
また、2人の関係が崩れた背景として、キャサリン妃とメーガン妃がどのように関わったか、その役割もしっかりと記されるという。
現時点では多くの“謎”が隠されている印象が強いヘンリー王子とメーガン妃の“王室引退”劇。それが8月発売の伝記「Finding Freedom(自由を探して)」を含め、さまざまな暴露本が出版されることによって明らかにされていくのだろうか。英王室の行方から目が離せない状況が続く。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)