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キャサリン妃とカミラ夫人 初めて一緒にビデオ通話に登場 妃が亡き少年を追悼するために約束したこととは
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9歳で亡くなった少年のために慈善団体にヒマワリを植えると約束
キャサリン妃とカミラ夫人は、自身がパトロンを務める慈善団体の利用者で、子どもを病気で亡くした家族とビデオ通話で会話した。2人がビデオ通話に同時に登場したのは初めてだという。妃は、今年1月に9歳で亡くなった少年を追悼するためにヒマワリを植える約束をした。キャサリン妃はホスピスの重要性を強調。少年の父親は妃に感謝を表した。英雑誌が伝えている。
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英雑誌「ハロー」によると、キャサリン妃とカミラ夫人は、パトロンを務める慈善団体「イーストアングリアズ・チルドレンズ・ホスピス(EACH)」を利用した家族とビデオ通話で会話。グリーンのブラウス姿のキャサリン妃と、ストライプのシャツにブレザーを着用したカミラ夫人が同時にビデオ通話に登場するのは初めてだという。
英国で最も認知されているキャンペーン「チルドレンズ・ホスピスウィーク」は今年、6月22~6月26日に実施されている。キャサリン妃は17日にカミラ夫人とともに、EACHの利用者であるデルフさん一家とビデオ通話をし、デルフさん一家にヒマワリを植える約束をしたという。
今年1月、コートプラス症候群により9歳で亡くなったフレイザー・デルフくんの兄である13歳のスティーくんは、EACHのために1万5000ポンド(約200万円)以上の募金を集めた。フレイザーくんが亡くなる前に、デルフさん一家はミルトンにあるEACHの宿泊所で7週間、生活をともにしたという。
キャサリン妃は、EACHから受けた支援についてデルフさん一家に尋ね、母親のカーラさんは次のように答えている。「彼らはとにかく素晴らしい方たちでした。彼らのケアは信じられないほど素晴らしいものでした。彼(スティーくん)が心地よくいられるようにしてくれただけではなく、私たちの気持ちも満たしてくれました」
キャサリン妃はまた「子どもたちのホスピスは、家族全体のことも考えてくれます。非常に重要なことですね」と語っている。
父親のスチュアートさんはキャサリン妃の心遣いにも感謝を表した。「彼女はフレイザーを追悼して、ヒマワリを植えてくださると仰っていました。どのEACHで植えることになるのかは分かりませんが、その中の1つで植えてくださることでしょう」
新型コロナ禍の中、献身的に英国民に寄り添ってきたキャサリン妃。今回のビデオ通話でも、9歳の少年が亡くなった家族へ寄せた温かい心遣いが注目を集めている。
(Hint-Pot編集部)