どうぶつ
車から“ポイ捨て”された生後3か月の子ねこ 先住ねことじゃれ合う無邪気な姿に感動の声 「これは反則」
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ソファの隙間に「かわいすぎるジャストフィット」
仲良く暮らす4匹の元保護ねこたちの姿が話題になっています。最近、家族に迎え入れられた、子ねこは遊び盛り。先住ねこたちにじゃれつき、勢い余ってソファの隙間に“ジャストフィット”! する様子は愛らしいことこの上なしです。インスタグラム(uni_mugi_hachi_muu)といったSNSやYouTubeなどで4匹との生活を綴る、飼い主の仲良し保護猫 うに むぎ はち むー(@uni_mugi_hachi)さんに話を聞きました。
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茶トラのねこ「むぎ」くんのシッポを狙う怪しい影……。その正体は、推定生後3か月の男の子「むー」くんです。ソファの隙間が元々大好きで、レールのように滑りながら移動したりもするほど、活発に動き回っています。
じゃれながら、ソファの隙間に挟まる様子は大きな反響を呼び、「しっぽの動かし方にプロ味を感じる」「可愛すぎるジャストフィット」「これは反則」などたくさんのコメントが寄せられました。
こうして無邪気にはしゃぎ回り、天真爛漫で人間も大好きなむーくんですが、とても悲しい過去があるといいます。飼い主さんが5月末のある日SNSを見ていたところ、衝撃的な投稿を目にしました。
帰宅途中の高校生が、走ってきた車から子ねこが投げ捨てられるのを目撃。その高校生はすぐさま、道路の白線上でうずくまり泣き叫ぶ子ねこを保護したそうですが、アレルギーを持っており「優しいご主人に引き取ってほしい」とSNSで助けを求めていたのでした。
飼い主さんが急いで高校生に連絡を取ってみると、その日のうちにすぐ迎えに来てほしいとお願いされたため、2県をまたぎ、車で2時間かけて向かうことに。対面したむーくんは少々衰弱してはいたもののケガもなく、お腹がとても空いていたのかごはんをあげると「ウマウマ」と声を出しながら、勢いよく食べてくれホッと一安心しました。
四者四様の性格ながらも仲良く暮らすねこたち
こうしてむーくんを迎え入れた一家ですが、実は先住の3匹もそれぞれさまざまな生い立ちで、縁あって今のおうちへ迎えられました。
最初にお迎えされたのは、茶トラの「うに」くん。2017年4月15日生まれ。誕生日は、飼い主さんが里親になった時、4匹とも生後2か月くらいだったので、家族になった日からちょうど2か月前を誕生日とすることに決めたそうです。
飼い主さんいわく、うにくんは「とんでもなく臆病で人見知り」。でも、「ニャンニャン」とよく鳴くおしゃべりくんなのだそう。過去にいじめられていたのか、お迎えしてから1か月くらいはなかなか懐きませんでしたが、今では真っ先に駆け寄ってきて、スリスリ攻撃をしてくるほど甘えん坊です。トレードマークは、おでこにあるくっきりとしたMマークです。
2匹目は茶トラ白の「むぎ」くん。2017年4月24日生まれ。むーくんを長い尾であやす、“シッポねこじゃらし”の使い手です。
誰に対しても一切、人見知りをしない、飼い主さんも驚くほど温厚な性格です。常にマイペースですが、かわいいポーズでごはんをねだるなど、ちょっぴり“あざとい”一面も。実は4匹の中で一番大きなボディの持ち主です。
そして、むーくんと同じハチワレのねこの名は「はち」ちゃん。紅一点の女の子です。2017年7月20日生まれ。うにくんとむぎくん、2匹の兄たちにかわいがられている、お姫様でツンデレなのだそう。臆病なところもなく、とても賢い子なのだとか。
チャームポイントは、顔の白い模様がニンニクの形みたいなところ。また、前足のピンクの肉球の中に1つだけ黒い肉球があり、「ほくろみたいでかわいいです」と飼い主さん。少々気まぐれなところにもメロメロな様子です。
4匹ともそれぞれ個性的なねこちゃんたち。大切に育てられ、仲良く暮らす姿に多くの人が癒されています。
(Hint-Pot編集部)