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キャサリン妃 “名写真家”ぶりが思わぬ効果 パパラッチの仕事を「完全に破綻させるもの」と王室専門家が指摘
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メディアをうまく活用するスウェーデンのヴィクトリア王女を見習っているという
プロ顔負けのフォトグラファーとしても知られるキャサリン妃。SNS上にさまざまな家族写真を公開して称賛を受けている。しかも、妃が自然体の家族写真を多数投稿することで、パパラッチによる写真市場を“破綻”させたと、王室専門家は指摘している。英紙が伝えている。
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英大衆紙「デイリー・メール」は、キャサリン妃がスウェーデンのヴィクトリア王女(皇太子)の影響を受けて、飾らない自然体の家族写真を自ら公開して「パパラッチの写真の市場を破綻させた」と伝えた。
キャサリン妃は現在、ノーフォーク州にある私邸アンマー・ホールで、ウイリアム王子と3人の子どもと暮らしている。王子の38歳の誕生日と父の日が重なった21日には、王子とチャールズ皇太子の親密な様子が分かる写真や、王子と子どもたちとが戯れている写真を公開し、ファンを喜ばせた。
王室専門家のカミラ・トミニー氏は、このような親密な写真は「パパラッチの写真市場を完全に破綻させるもの」と指摘。英高級紙「テレグラフ」に対し、「ロイヤルがとてもクリアな写真を自ら進んでインスタグラムに載せる時代に、新聞や雑誌(のカメラマン)が遠くから撮った、質の悪いロイヤルの写真を掲載したいと思いますか?」と語ったと伝えた。
さらにトミニー氏は、次のように主張しているという。
「もちろん今後も、経験豊かなカメラマンが重要な瞬間をとらえることがあるでしょう。ただ、みんなが見たいのは、もっと自然で飾らない写真なのです。公的ではない『真』のロイヤルを見ることができるという点では、ウイリアム王子とキャサリン妃一家は、現代のロイヤルの中でのリーダーとなりつつあるのです」。
そして、キャサリン妃が、ヨーロッパのあるロイヤルを見習っていることを示していると述べた。トミニー氏によると、キャサリン妃はスウェーデンのヴィクトリア王女の影響を受けているという。スウェーデンの王位継承者で2児の母親であるヴィクトリア王女は、第1子のエステル王女の写真を自ら公開するなど、メディアをうまく活用しているとされる。
キャサリン妃の第1子ジョージ王子は、エステル王女が生まれた1年後の2013年に誕生した。有能な“アマチュア・フォトグラファー”でもあるキャサリン妃はヴィクトリア王女の行動を見て、子どもたちをスポットライトに押し出すことなくその様子を見せることができると学んだと、トミニー氏は指摘している。
3人の子どもの日常の様子が分かる写真を撮影し、投稿を続けるキャサリン妃。ロイヤルファンを喜ばせるだけでなく、パパラッチによる撮影行為の“抑止力”にもなっているようだ。
(Hint-Pot編集部)