海外ニュース
メーガン妃とヘンリー王子 1億円超の破格ギャラに見合う講演内容は 「王室の裏話しかない」と専門家が懸念
公開日: / 更新日:
いよいよ活動再開? オバマ米前大統領らもいるエージェントと契約
メーガン妃とヘンリー王子が、ニューヨークに本部を持つセレブリティ講演エージェント「ザ・ハリー・ウォーカー・エージェンシー」と契約し、今後は講演をメインに活動するとみられている。そのスピーチの内容に注目が集まるが、王室専門家は「王室の話をしなければならなくなる」とし、2人が高額な講演料に見合う話をするとしたら、それはロイヤルファミリーについての“裏話”であると懸念を示した。夫妻は先日、ヘアキャップをかぶりマスク姿でボランティア活動をするなど徐々に外での活動を活発化させている。
◇ ◇ ◇
英大衆紙「デイリー・ミラー」によると、破格のギャラで設定されている夫妻の講演について、英王室専門雑誌「マジェスティ」の編集長で王室専門家のイングリッド・シュワード氏は、次のように語ったという。
「聴衆はお金を支払ってまで環境問題や人種差別、性差別問題について語るメーガン妃とヘンリー王子を見たいわけでありません。結局、彼らが講演料に見合う話ができるとしたら、それはロイヤルファミリーについての裏話。(講演を始めれば)2人は必ず王室について話をしなければならなくなります」
確かに経済的自立を宣言して王室を引退したヘンリー王子夫妻が、莫大な警備費を支払い、ハリウッドのセレブリティなライフスタイルを維持しようとすれば、講演活動で報酬を得るのが最も現実的だ。
その点「ザ・ハリー・ウォーカー・エージェンシー」は凄腕のエージェント。記事によると、バラク・オバマ米前大統領の講演料は32万ドル(約3456万円)が平均とされている。また、ビル・クリントン元大統領夫妻は20万ドル(約2160万円)のギャラが保証されているという。
ヘンリー王子とメーガン妃の場合は、まだ明確にギャラが提示されたわけではないようだ。また、夫妻が揃って登場する場合と単独で講演する場合など、ケースバイケースで講演料も変化するとみられる。
ただし、2人が一緒に登場する場合のギャラは最大で100万ポンド(約1億3200万円)も夢ではないと記事では伝えられ、破格のギャラが予想される。そして夫妻がその報酬に見合う話ができるとすれば、それは2人の主要王族でいた時代の内幕話、つまり王室側が歓迎できないような裏話も出てきてしまう可能性は否定できないだろう。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)