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ヘンリー王子「密かに拷問されている気分」 “王室引退”の陰に隠された本当の気持ちを近親筋が証言
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暴露本で明かされた米国移住後 「理想からはほど遠い状態」だった
7月15日発売予定の暴露本「Royals at War(王室内戦争)」中に、米ロサンゼルスへ移住したことで生まれたヘンリー王子の「隠された苦悩」が描かれていることが明らかになった。これまでも英メディアで、2018年5月のメーガン妃との結婚以来、頭頂部の毛髪が薄くなったと「心労」が報じられたことがある王子。移住後の王子の本音を近親者が証言しているという。英紙が報じた。
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英大衆紙「デイリー・ミラー」が掲載したところによると、愛するメーガン妃との新生活を夢見て“王室引退”したヘンリー王子だが、父チャールズ皇太子が新型コロナウイルスに感染したことを契機に、大きな罪悪感に苛まれ始めたという。
近親者の証言によると、病に伏せる父親への心配に加え、ヘンリー王子がロックダウンの影響で閉所性発熱(家の中に長期間こもり切りになっていたことから生じる反応)を起こし、心身ともに「理想からはほど遠い状態」に陥っていた。
当初はハリウッドでの新生活に興奮していたというが、こうした心労や病のダブルパンチで、ヘンリー王子は「密かに拷問されている気分」と自らの状態を語ったという。
メーガン妃はそんな夫に対し、ロックダウンが終われば「ハリウッドの生活を楽しめるはず」と言って励ましているというが、12歳で母親のダイアナ元妃を悲劇的な事故で亡くしたショックから、精神的な傷を負ったことを公に語るプリンスの状況が芳しくないことは明らかだ。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)