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メーガン妃の法廷闘争 「エリザベス女王とヘンリー王子の関係に影響を及ぼす」と専門家が懸念

著者:森 昌利

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メーガン妃とエリザベス女王【写真:Getty Images】
メーガン妃とエリザベス女王【写真:Getty Images】

裁判資料で英王室に「守られていなかった」という妃の主張を指摘

 英タブロイド紙「メール・オン・サンデー」(デイリー・メール日曜版)との法廷闘争が泥沼化し、メーガン妃側の主張が裁判資料で明らかにされる中、英国でヘンリー王子とエリザベス女王の関係悪化を心配する声が上がり始めている。メーガン妃が英王室に「守られていなかった」と主張したことへ王室専門家が懸念を示し、良好だった女王と王子の仲に亀裂が生じる可能性を指摘。また、これまで女王の眼前でも王室のプロトコルを破り、物議を醸してきたメーガン妃だが、女王はこれまで特例で大切に扱ってきたことも説明している。

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 英大衆紙「デイリー・ミラー」が掲載した記事によると、王室専門家のカミラ・トミニー氏が英民放局ITVの朝の人気情報番組「ディス・モーニング」に出演。今後もメーガン妃がタブロイド紙との法廷闘争を継続すれば「エリザベス女王とヘンリー王子の関係にどのような影響を及ぼすか分からない」と発言。かつては純粋に“仲良しの祖母と孫”として知られていたヘンリー王子とエリザベス女王の関係が悪化することを懸念した。

 問題はメーガン妃が提出した資料に「unprotected(守られていなかった)」という表現があったことだ。

 しかし、トミニー氏は「エリザベス女王は伝統を破り、特例的に結婚前のメーガン妃を、ファミリー水入らずで過ごすクリスマスのサンドリンガム城に招きました。それに、批判覚悟でフロッグモア・コテージの修復費も認めています。それでもメーガン妃は『守られていなかった』と感じたというのです」と、女王がいかにヘンリー王子かわいさでメーガン妃を受け入れたかを力説する。

「これでは、最初からいつかは王室を出て自由に行動したかったとエリザベス女王に思われても仕方がありません」

 醜聞を嫌うエリザベス女王が、ヘンリー王子夫妻とタブロイド紙の“泥仕合”に眉をひそめていることは想像に難くない。だが、自分を有利にするために身内を傷付けるようなことも明らかにするメーガン妃のやり方には、身を切られるような思いをしているのではないだろうか。

 それでも孫に対する愛情は変わらないと信じたいが、トミニー氏が懸念するように、メーガン妃の主張が原因で疎遠な関係になる可能性は十分にある。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)