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キャサリン妃とウイリアム王子 服装に込めたメッセージ 青と白のコーディネートの意味は?
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青と白がNHSのオフィシャルカラーだという
キャサリン妃とウイリアム王子は現地時間5日に、英ノーフォーク州キングズ・リンにあるクイーン・エリザベス病院を訪問。国民保健サービス(NHS)の72周年及び病院の40周年を祝った。ロックダウン以降では初めて夫妻が一緒に臨んだ公務で、2人は服装にメッセージを込めていたという。新型コロナウイルスの最前線で闘うNHSのオフィシャルカラーである、青と白を選んだと英紙が伝えている。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、キャサリン妃とウイリアム王子は公務に出かける際にお互いの服装を合わせることを決めた。キャサリン妃は「ビューロ・ロンドン」のシルクドレスを選択。ブルーを基調とし、白い襟とのコントラストが特徴になっている。一方、ウイリアム王子は青いスーツとシャツ、ネクタイでコーディネートした。NHSのオフィシャルカラーは青と白で、青地に白い文字で「NHS」と描かれたロゴは1990年代から使用されているという。
新型コロナウイルスが蔓延する中、NHSへのサポートと感謝を示すため多くの建物が青くライトアップされてきた。また、NHSや医療に従事する人たちに感謝を伝えるため、多くの子どもが虹の絵を描いて自宅の窓際に飾る動きが広がった。どうやらロイヤルファミリーもこれに気付いていたと、記事は指摘する。
キャサリン妃が参加したビデオ通話での服装を合わせると「虹色」になるとして話題になった。またキャサリン妃は、2歳の次男ルイ王子が絵の具を付けて満面の笑みを浮かべている写真や、王子が制作した虹色のアートも披露した。さらに、全国各地の人々が玄関先で1分間の感謝の拍手を送る「Clap for Cares(医療・介護従事者に拍手を)」キャンペーンにも家族で参加した。
新型コロナ禍でも積極的に公務に参加するなど、英国民に寄り添い続けてきたウイリアム王子とキャサリン妃。今回のコーディネートにもNHSへの深い感謝の気持ちが込められていたようだ。
(Hint-Pot編集部)