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メーガン妃 ナンバー2扱いに耐えられなかった キャサリン妃のスタッフ怒鳴り付け事件の理由を王室作家明かす
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キャサリン妃と同等の扱いを受けられないことが不満だったという
これまでにも英メディアで何度か噂に上った、メーガン妃とキャサリン妃のいざこざ。2人の“確執”には、メーガン妃がナンバー2であることに居心地の悪さを感じていたことに理由があるという。王室作家が、メーガン妃によるキャサリン妃のスタッフ“怒鳴り付け事件”を検証。メーガン妃に同情を示しながら、王室になじめなかった背景などを語った。英紙が伝えている。
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英大衆紙「デイリー・スター」が掲載した記事によると、王室作家のトム・クイーン氏がケンジントン宮殿のスタッフに取材し、メーガン妃を激怒させた事件の詳細を聞き出したという。
クイーン氏は「実際に事件が起きた場所にいたスタッフに取材しました。それはメーガン妃がキャサリン妃のスタッフに“キレた”瞬間でした」と語り、こう続けている。
「それもキャサリン妃の目の前でかんしゃくを起こしたのです。周囲は心底『居心地の悪い思いをした』そうです。しかしスタッフは『それも早かれ遅かれ起こったことだ』と言いました。原因として、メーガン妃がスタッフからキャサリン妃と同等の気配りを得られないという不満があったのです」
クイーン氏は、王位継承権という明確な序列がある世界は「メーガン(妃)にとって異次元の世界だったのでしょう」と語る。メーガン妃がかんしゃくを起こしたことにも同情的だが、普通に考えれば、将来の国王の妻と王位継承権6位の王子の妻とでは扱いが違うのは仕方がないことだろう。
それもメーガン妃が“キレた”相手はキャサリン妃のスタッフ。自分の雇い主であるキャサリン妃を優先するのは当然とも言える。
一方こうした不平等に対する感覚も、王室のない米国に育ち、自らも黒人の母を持つことから人種差別と激しく闘い、男女差別という現代の大問題にも立ち向かうメーガン妃を後押しするものなのか。
このクイーン氏の証言も、中世からの歴史と伝統に守られた価値観に従う英王室との相性が悪かった印象を、さらに深めるエピソードであると言える。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)