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ジェネレーションギャップあるある漫画 新卒社員にした“おじさん化”行動に共感の声 「歴史は繰り返す」
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「若い人を困らせてしまう遊び」とは
社会人になると、幅広い年齢層の人と触れ合う機会が増えるもの。そこで、学生時代以上に感じるようになるのが「世代間ギャップ」です。世代を越えて円滑なコミュニケーションを取ろうと、思わずやってしまう行動を描いた漫画に共感の声が集まっています。インスタグラム(yoitan_diary)やツイッターで育児漫画を公開している、まぼ(@yoitan_diary)さんに話を聞きました。
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まぼさんは、平成2年生まれの現在30歳。平成初期に生まれたまぼさんは、就職をしたばかりの頃「とうとう平成生まれが出てきた!」と、職場の上司や先輩たちからよく驚かれたといいます。
それに加え、年配社員からは昭和のヒットソングなど、昔流行ったものについて質問されることも多かったそう。まぼさんが「知らない」と答えると喜ばれ、「知っている」と言っても面白がられ、そんな状況をまぼさん自身も好意的に受け取っていました。
それから数年が経ち、まだまだ若いつもりでいたまぼさんでしたが、最近になって周りとのコミュニケーションの中で「老けた(大人になった)なー」と思うことが増えました。その1つが、今回話題となった漫画でも描かれている新卒社員とのやりとりでした。
まぼさんは新入社員の女性に、自身の青春時代に流行ったアーティストについて知っているか質問をしたそう。すると、女性は知らない様子で聞き返してきました。それを見て思わず喜んでしまうまぼさん。あの頃うれしそうだったおじさんたちと「全く同じ遊びをしていた」とまとめています。
漫画を公開すると「ジェネレーションギャップで気付く自分の年齢。。。涙」「とうとう職場に平成産まれがーとか言われたが 今度は、令和産まれがーと言う側に回るのか……」「歴史は繰り返す」など、たくさんの共感の声が寄せられました。また、昭和と平成の狭間に生まれた、まぼさんと同世代の人たちからも多くの感想が届いています。
まぼさんによると、自分自身は年配の人からのこうしたコミュニケーションを楽しんでいましたが、感想の中には「正直面倒くさい」といった声もあったそう。受け取り方は人によってさまざまなので、相手の様子を見ながら気持ちの良いコミュニケーションを取っていきたいとのことでした。また、作中ではマスクをしていませんが、社内ではもちろんマスクを着用し、帰社時には毎日デスクを消毒しているそうです。
(Hint-Pot編集部)