漫画
理想の母親像と“実際の私” 2枚のイラストに共感の声が殺到 「イイネ3億回押しました!」
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「現実も悪くないよ」 生き生きとした2枚目も好評
子どもを産んだら自然と母親になっているもの、と思っている人は少なくないようです。実際に出産したら、多くの人が思い描く母親像と、そうはいかない現実のギャップに驚いてしまったという2枚のイラストが、多くの共感を呼んでいます。作者のおやま(@oyamaoyadayo)さんに描いた経緯を聞きました。
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0歳・2歳・4歳の3人のママであるおやまさんは、世間的に考えられている母親像と、現在の自分を、それぞれイラストで表現しました。「想像してた『母親』」は、幸せや母性にあふれ、夫婦仲は円満、寝不足も苦にならないという完璧なイメージで、カラフルに描かれています。
しかし、「実際母親してる私」は、その真逆。子どもたちのお世話に忙殺され、頭の中は「疲れた」「辛い」「しんどい」「1人になりたい」に満たされ、時々「かわいい」がよぎるという状態。見た目に気を使っている場合ではなく、夫とも何度もケンカをしてようやく協力し合えるようになったと、綴っています。
「どこかの誰かと気持ちを共感し合えたらな〜と思って描きました。疲れていたので現状を肯定したかったのかもしれません。子育ては想像の上を行くことの連続ですが、もちろん悪いことだけじゃなくて良いこともたくさんあります!」とおやまさん。理想と現実は違うけれど「現実も悪くないよ」という気持ちを込めたそうです。
確かに“実際の私”を描いた2枚目は大変そうではあるのですが、生き生きとしていて、毎日がとても楽しそうな様子が伝わってきます。実際に「右側(現実)の方がいい!」と言ってくれる人も多く、うれしかったのだとか。
この2枚のイラストは多くの母親の共感を呼び、「こうやって全国に戦友がいると思うと本当に心強いものです」「20歳過ぎて飲み友となった娘を持つ身としては、振り返ればあっという間だったなぁと思います(遠い目)」「めっちゃわかるー!って思ってイイネ3億回押しました!」など、たくさんのコメントが寄せられました。
おやまさんは子育てに奔走する同志たち向け、「お互い、寝れるときに寝ましょう」とエールを送っています。
(Hint-Pot編集部)