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「ミツロウラップ」って知ってる? 海外でも人気のエコでかわいいキッチングッズの作り方
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コンビニエンスストアのレジ袋有料化で、今月からマイバッグを持ち歩く機会が増えました。「ゴミを減らす」ことに関心を持ち、暮らしを見直している人も多いようです。食品の保存で頻繁に使い捨てするラップ。捨てるストレスを減らすために今、洗って繰り返し使えるミツロウラップが注目されているようです。ミツロウとアイロンがあれば、お気に入りの布で手作りも可能。サステイナブルな暮らしを実践する、人気料理家の市川千佐子さんが解説します。
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お気に入りの布で作れば気分も上がる! 繰り返し使える
食品の保存に欠かせないラップ。今、ゴミを減らすエコな取り組みとして、洗って繰り返し使えるミツロウラップが改めて注目されています。
ミツロウラップとは、布にミツロウをアイロンの熱で染み込ませて作る食品用のラップです。ミツバチの巣を構成するミツロウには、抗菌や保湿の効果が期待できると言われています。野菜を包んだり、食器にかぶせたりと、食品に使うことが可能。適度な通気性もあるので、おにぎりやサンドイッチを包んでも蒸れにくく、おいしさを保つことができます。
水洗いも簡単にでき、乾きやすく、繰り返し使えるので節約にもなるエコなラップです。
市販のものもありますが、ミツロウが手に入れば、自分でも作ることができます。自分好みのカラフルな布で作れば、キッチン周りも明るくなり、家事をするのも気分が上がりますよ。
○ミツロウラップの作り方
【材料】(約3枚分・大、中、小の各1枚)
ミツロウ(精製または未精製) 約50g
綿や麻の薄手の布 約30cm×70cm
【必要な道具】
ハサミ
アイロン
アイロン台
クッキングシート(幅30cm以上のものがおすすめ)
【作り方】
1、布を切る。大きさの目安は大30cm角前後、中20~22cm角、小15~18cm角。あればピンキングバサミで切ると、フチのアクセントになる。角ではなく丸型に切ってもOK
2、クッキングシートを布よりも大きめに切り、2枚用意する。アイロン台にクッキングシートを敷き、1の布を1枚載せる。その布の上に、ミツロウを全体に散らしながら載せる。さらにその上にクッキングシートを重ね、低温(80~120度)のアイロンで押さえるようにしながらミツロウを溶かす
3、布全体にミツロウをしみ込ませる。布が乾いたままのところがあれば、上のクッキングシートをはがし、ミツロウをその部分に少し足しアイロンで押さえる。布全体にしみ込んだら、上のクッキングシートをはがす。そのまま置いて冷ますか、または下のクッキングシートもはがして、物干しハンガーなどに止めて冷ます。残りの布もこれを繰り返す