穏やかな性格ながらもおもちゃで遊ぶと一変して元気になる「チャコ」くん

　あくびをした顔や寝顔、座椅子に座るポーズなど、ふとした時に見せるねこの表情や仕草が人間のように感じることはあるのではないでしょうか。元保護ねこの姿が、“人間のよう”と話題になっています。インスタグラム（wakaponsan）で愛猫たちとの暮らしぶりを配信している、飼い主の忍者猫チャコたん＆すず香（@wakaponsan）さんに話を聞きました。

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　人間のような姿が話題になっているのは、4歳3か月の男の子「チャコ」くん。怒ったり爪を立てたりしない、とても穏やかな性格ですが、玄関のチャイムが鳴るだけで布団に潜って隠れてしまうという、ちょっと臆病な一面も。ほぼ全身が白で、しっぽだけが茶色がかっていたのがかわいくて「チャコ」と名付けられました。

　チャコくんと飼い主さんの出逢いは、保護ねこカフェの「アニマルエイド」。19年飼っていた先代のねこを老衰で見送った後、高齢ねこ用のキャットフードや療養食がたくさん残ってしまい、寄付する保護ねこ施設をネットで探したことがきっかけだといいます。

　チャコくんは、後輩ねこの「すず香」ちゃんと暮らしています。すず香ちゃんも「アニマルエイド」から迎えた元保護ねこです。お迎え直後から一緒に寝るなど相性も良く、寒い季節はずっと寄り添って過ごすほど大の仲良し。

　フードなどを寄付するつもりで訪れたところ、出窓から外を眺めていたチャコくんと目が合ったそう。その後、数匹の子ねこたちと一緒に遊んでいる様子を見てみると、張り切って遊んでいる子たちにおもちゃを譲り、手を出したくても遠慮して引っ込めてしまうチャコくんの姿が。いじらしさに心が動かされ、その日のうちにお迎えすることを決めました。

　普段は穏やかながらも、おもちゃで遊ぶと性格が変わったようにジャンプしたり元気に遊び始めるチャコくん。1歳くらいからどんどんアクロバティックになっていったそうです。それをデジタルカメラで撮ってみたところ、まるで人間のような面白い写真が撮れたと話します。

　投稿された写真には「釣りをしている人に見えます」「レスリングの最中でしょうか？」「じゃんけんしてる？」「背中にチャックありませんか？」など、人間のようなチャコくんの様子に多くの人からコメントが寄せられています。

（Hint-Pot編集部）