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メーガン妃とヘンリー王子 4000万円の行方が物議 慈善団体から“自己所有”の会社へ資金移動か 英紙が報道

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

「サセックス・ロイヤル」を閉鎖 善意で集まった金

 メーガン妃とヘンリー王子が“王室引退”に伴い、“ロイヤル”の文言が使用禁止となったことで、夫妻がチャリティ事業のために立ち上げた組織「サセックス・ロイヤル」を閉鎖した。その資金全額が、ヘンリー王子が75%の株主と言われる会社「トラバリスト」に移されると英紙が報じている。英メディアの度々のバッシングの的となり、主要王族から離脱した夫妻。今回のモラルを問われる行動が、またも批判の火種になりそうだ。

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 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が報じたところによると、昨年メーガン妃とヘンリー王子はチャリティ事業のために「サセックス・ロイヤル」を立ち上げた。さらにヘンリー王子がサステイナブルな旅を奨励する「トラバリスト」を主導。それぞれに14万5000ポンド(約2015万円)ずつ、合計で30万ポンド(約4170万円)近くの資金提供がなされたと伝えられた。

 しかし“王室引退”により「サセックス・ロイヤル」の名称が使えなくなり閉鎖。ヘンリー王子は「トラバリスト」を推進するために今年4月に会社として登録。少なくとも75%以上の株を所有しているという。

 記事では「サセックス・ロイヤル」の資金を、ヘンリー王子の“個人所有”と言っても過言ではない会社である「トラバリスト」に移動することに触れ、問題は同社がチャリティ団体として登録されていないことだと報じている。

 ヘンリー王子とメーガン妃夫妻は「サセックス・ロイヤル」に代わるチャリティ事業団体として「アーチウェル」の設立を発表しているが、新型コロナウイルスの影響で正式な発足は来年とみられている。

 もちろん、夫妻にチャリティ団体の資金を私物化する意識はないのだろうが、やはり元ロイヤルにはこうしたところにも「高いモラル」が求められてしまう。

 閉鎖してしまった団体にいつまでも資金を残しておくわけにもいかないが、やはりこれはチャリティで集めた善意のお金。新たな慈善事業団体をきちんと作ってから、資金を移すのが常識的な手順ではないだろうか。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)