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掃除がもたらす心理的効果 9割超が「気分が良くなる」と回答 外出自粛の夏休み きれいにしたい箇所は
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在宅時間が増えて床やキッチン、トイレ掃除の頻度が高まっている
新しい生活様式として増えた在宅時間。それに伴って、家の中を掃除する頻度も高まっているようです。ダイソン株式会社が全国の20~40代の男女400人を対象に「コロナ禍における掃除に関するアンケート」を実施したところ、回数が増えた家事として「片付けや整理整頓」「掃除」が上位を占めていることが判明しました。また、9割以上が掃除をすることで「気分が良くなる」と回答するなど、心理的効果もあることが分かりました。
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新型コロナウイルスによる影響で、回数が増えた家事については「片付けや整理整頓」がトップで46.0%、2位に「掃除」と「料理(自炊)」が42.3%で並び、続いて「食器洗い(38.5%)」という結果になりました。「掃除をする機会が増えた場所」については「床(75.1%)」「キッチン(53.3%)」「トイレ(50.9%)」の順になっています。
次に、家の掃除状況について「普段の生活や仕事に影響があるか」との問いには「とても影響がある(16.3%)」「ある程度影響があると感じる(48.5%)」を合わせて、64.8%が「影響があると感じる」と回答しています。
どのような気持ちの変化があるかについては、90.7%が「気分が良くなる」と回答。掃除回数が増えている背景には、部屋を清潔に保つためだけでなく、ストレスフルな外出自粛の生活の中で気分転換するため、という方も多くいることがうかがえます。
また今年の夏休みについては、83.8%が「外出を控える」と回答。夏休み期間中にしっかりやりたいと考えている掃除の箇所については「布団・マットレス(31.0%)」「床(29.5%)」「お風呂(29.3%)」の順になりました。
気温が高くなると、特に布団やマットレスにはダニが発生しやすくなり、床もべたつきやすくなるため、夏ならではの汚れをしっかり掃除したいという考えのようです。おうち時間が長くなりそうな今年の夏休み。気になっている箇所をきれいにすることで、部屋も心もすっきりした休暇を過ごすことができそうです。
(Hint-Pot編集部)