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キャサリン妃 結婚当初は王室の決まりを破ったことも 時を経て確立させたファッションスタイル
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ロックダウン中のビデオ通話では「虹色」コーディネートが話題に
2011年にウイリアム王子と結婚してから、ロイヤルファミリーとして数え切れない数の公務をこなしてきたキャサリン妃。国民的人気を誇り、一挙手一投足が常に話題になる存在だ。ファッションについても、英王室の伝統や決まりを時には破りながら、自身のスタイルを確立させていったと英紙が報じている。キャサリン妃は結婚当初の2012年に、ダークカラーのネイルを施したことが話題になった。また、新型コロナウイルスの影響でロックダウンされた際にはビデオ通話で毎回洋服の色を変え、合わせると「虹色」になるとして称賛された。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、英王室内には服装に関する慣習が多く存在する。女性であれば、丈が短いスカートや高すぎるヒールはNGといったものなどだ。
女性靴ブランド「モーダ・イン・ペレ」のマーケティング・マネージャーを務めるジャンニ・カサグランデ氏は、キャサリン妃も当然服選びに気を配っていたとした上で「エクスプレス」紙に次のように語った。
「英国で私たちの多くは洋服選びにあたり、天候とドレスコードだけを考えれば良いですが、キャサリン妃に関しては明らかにそれ以上に考えるべきことがあります。つまり、個人の好みと厳密な王室の決まり、カラーのネイルやストッキングを履かなければならないといったことなどのバランスを取らなければなりません」
キャサリン妃と言えども、このような決まりを破ってしまったこともある。2012年に出席した公務では、足にダークカラーのネイルを施した姿が目撃されていると記事は指摘する。
結婚直後には王室の決まりを破ってしまったキャサリン妃。しかし、時の経過とともに自らのスタイルを確立させてきた。それは今や王室ファンが心待ちにしているものである。
妃が築いたスタイルについて、カサグランデ氏はこう分析する。「時間が経つほどに自信を持ったのでしょう。大胆な色使いをしています。妃の服装は第一にとても保守的なのですが、ここ数年はそこに赤やピンク、イエローといった色が加わり、大胆さを見せています」
新型コロナウイルスの影響でロックダウンされた際には、ビデオ通話での服装の色を合わせると国民健康保険サービス(NHS)支援のシンボル「虹」になると話題になった。保守的な英王室にあって、キャサリン妃が築いたスタイルは英国民に支持されている。
(Hint-Pot編集部)