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メーガン妃とヘンリー王子 伝記でウイリアム王子を「気取り屋」に仕立てたと専門家が指摘 王室メンバー全員が憤慨
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著者は夫妻の協力は「一切ない」と断言も “暴露本”とも言える内容
メーガン妃とヘンリー王子の伝記「Finding Freedom(自由を探して)」は、11日に発売される。夫妻の協力は「一切ない」としながら、メーガン妃の“私設応援団”とも言われる人物が執筆した内容にロイヤルメンバーは誰もが立腹。中でも、ウイリアム王子を「気取り屋」と表現したことに怒りの矛先が向いているという。英紙が伝えた。かつては仲良しだったウイリアム王子とヘンリー王子兄弟。幼少時代にお揃いの服を着てダイアナ元妃と一緒に遊ぶ姿が印象的だったが、メーガン妃との交際がきっかけで決定的な亀裂が走ったようだ。
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英大衆紙「デイリー・スター」が掲載した記事によると、メーガン妃とヘンリー王子の伝記の内容で、王室メンバーが最も憤っている点について、王室作家のレディ・コリン・キャンベル氏がズバリ答えている。
ダイアナ元妃との親交が深く、王室内に独自の情報網を持つキャンベル氏は、伝記が王室メンバーから不評を買っていることを明かした。「王室メンバー全員が非常に憤慨していると聞いています」と語っているという。
その中でも怒りの矛先が集中しているのがウイリアム王子に関する部分で、「気取り屋」と描写されていることだった。
問題の箇所は、ウイリアム王子が弟のヘンリー王子に、メーガン妃との交際を「少し時間かけて慎重に」とアドバイスした際、ウイリアム王子がメーガン妃を「あの女の子」と呼んだという部分。その時の態度が「高慢だった」とし、気取り屋と描写されている。
キャンベル氏は「ウイリアム王子は高慢どころか謙虚で低姿勢の人間」と真っ向から反論。キャンベル氏は近著の中で、「メーガン妃の最大の問題は、関わったすべての人間に服従を強いる点である」と言及。メーガン妃について懐疑的な意見を言ったウイリアム王子を「気取り屋」に仕立てたのではないかと指摘した。
高潔で人格者として知られるウイリアム王子が批判されることに、ロイヤルファミリーの誰もが憤りを隠せないようだ。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)