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余りがちな「揚げ玉」を主食からスイーツまで 無限のおいしさのやみつきレシピ3選
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そうめんやひやむぎといった麺料理で大活躍してくれる、市販の揚げ玉(天かす)。でも、なかなか食べ切れず、気が付いたら中途半端な量が残ったまま冷蔵庫に保存されていて、いざ食べようとしたら油が酸化して臭くて食べられなかった、なんてことありませんか? フードロスを防ぐため、揚げ玉が主役級になる、手軽に作れておいしい“ほぼワンステップ”レシピを紹介。揚げ玉の持つポテンシャルに、驚くこと請け合いですよ!
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登山愛好家の間で話題の「ぽんかす丼」
【材料】
・市販の揚げ玉 お好みの量
・ポン酢醤油 お好みの量
・ごはん お好みの量
・青ネギ お好みの量
・干しエビ(桜エビ、アミなど) お好みの量
【作り方】
1、ごはんを炊き、青ネギを刻んでおく
2、丼にごはんを盛り、上に揚げ玉、干しエビ、青ネギを載せる
3、ポン酢醤油を回しかければ出来上がり!
この料理は「山と食欲と私」という自称・単独登山女子の物語を描いた漫画で一躍人気となったもので「炊きたてのごはんを使うこと」がポイント。炊きたての甘味の強いごはんとポン酢醤油の相性は抜群。そこに、揚げ玉のサックリとした食感と、干しエビを噛んだ瞬間にしみ出る旨み、そして青ネギがさわやかな香りを添え「こんなに簡単なのに、こんなにおいしくて大丈夫なの!?」と思わせてくれます。
振りかけて混ぜるだけ! 揚げ玉カリカリサラダ
【材料】
・市販の揚げ玉 お好みの量
・お好みの野菜(レタスなど) お好みの量
・黒コショウ 少々
・ドレッシング(お好みのもの) 全体に回る程度
【作り方】
1、野菜を食べやすい大きさに切り、大きめのボウルに入れる
2、揚げ玉をたっぷりと振りかける
3、ドレッシングを回しかけ、トングや菜箸を使って上下をひっくり返すように混ぜ合わせ、ドレッシングを全体に絡ませる
もはや料理とは呼べないんじゃ!? レベルの簡単レシピ。揚げ玉にドレッシングが絡み、ほどよくしんなりした瞬間が食べ頃です。市販の揚げ玉の中には、桜エビや青海苔などだしの出る食材が入っているのですが、それが旨みとなって野菜のおいしさを引き立ててくれます。野菜嫌いなお子様にもぜひチャレンジしてほしい味なので、お試しあれ。なお、合わせる野菜は、レタスやキュウリ、キャベツ、オクラ、トマトなど何でもOKです。
スイーツにも使える! 言われないと気付かない「揚げ玉チョコバー」
【材料】(作りやすい分量)
・板チョコレート 100g
・揚げ玉 50g
・ミックスナッツ 50g
【作り方】
1、ミックスナッツを荒く刻む(ナッツの食感を強く残したい場合は、刻まなくてOK)
2、ボウルにチョコレートを入れ、湯せんで溶かす
3、溶かしたチョコレートの中に揚げ玉とミックスナッツを入れ、全体に絡むまでしっかりと混ぜる
4、バットの上にお好みの厚さになるよう広げたら冷蔵庫で冷やし、固まったら食べやすい大きさにカットする
平らなお皿の上にクッキングシートやアルミホイルを敷き、大さじ1杯くらいの一口サイズで落として冷やし固めるのもおすすめ。我が家の夫にこのチョコバーを差し出したところ、「サックリしておいしい」とパクパク。食べ終わる寸前に揚げ玉が入っているとネタばらしをしたところ「言われなかったら分からない! ちょっと塩分があっておいしいのは揚げ玉のせいか!」と驚いていました。
暑い夏は、台所に立っているだけで汗が出てくるもの。できるだけ手間暇かけずにおいしいものをいただきたいですよね! 揚げ玉にはビタミンKやビタミンEが含まれているとされています。ビタミンKには骨粗しょう症や動脈硬化を防ぐ働きがあり、ビタミンEは抗酸化作用が高い栄養素として知られています。油分が多いため食べすぎには要注意ですが、上手に揚げ玉を利用して、夏を乗り切るパワーを手に入れてみてください。
(和栗 恵)