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熱中症になった体験漫画が話題に 一人暮らしの女性が夜間の相談電話で感じたこととは 「不安な人に届いてほしい」

著者:Hint-Pot編集部

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漫画のワンシーン【画像提供:小柳かおり(@kaokaokaoriri)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:小柳かおり(@kaokaokaoriri)さん】

発熱と息苦しさ 新型コロナ感染が頭をよぎり不安が倍増

 誰にも干渉されず自由に過ごせる一人暮らし。しかし、風邪や病気になった時、看病をしてくれる人が近くにおらず、心細い思いをしたことがあるという人は多いのではないでしょうか。熱中症が原因で急激に体調が悪化。不安な夜を過ごしていた際に、24時間対応の受診相談窓口を利用した体験談を描いた漫画が話題になっています。Webマンガ・コミチにて「かおりんマンガ」を連載し、「ミラクル☆ヴァンパイア」や「オーロラの彼方」(ともにコンパスコミックス)などで知られる、作者で漫画家の小柳かおり(@kaokaokaoriri)さんに話を聞きました。

 ◇ ◇ ◇

 小柳さんは新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、先日、夜中に発熱し感染を疑って不安のループに陥ってしまったそう。

「私は元々、不安から不定愁訴(原因が分からない不調)になりやすい体質です。もし自分が感染していたら? という不安と、身近に助けを呼びやすい人がいない環境で、どうすればいいのか分からず、不安な夜を過ごしました」

 この経験から、一人暮らしの人に向け漫画を描いたという小柳さん。この日、小柳さんは念のため、24時間対応の新型コロナ受診相談窓口に電話。その電話口に出た女性の言葉で不安から解放され、救われたという経験を丁寧に綴っています。

「ほんの少し不安を聞いてもらえただけで、安心感を得て眠ることができました」

 後日、病院へ行き、発熱や息苦しさの原因は「熱中症」だったことが判明。今年は特に梅雨が長く、梅雨明け後はすぐに連日30度を超える猛暑が続いています。そのため、身体が暑熱順化できておらず、特に熱中症に注意が必要だと言われています。

「2月末から続いている在宅勤務の身体が、気候の変化についていけなかったんだと思います。その日は朝から放熱できないような感覚があり、身体がほてった状態で、体調に異変を感じていました」

 年齢にかかわらず、新型コロナウイルスの対策でなく、熱中症にも注意をしていかなければならないことを改めて感じます。

 小柳さんは、急な病気やケガで対応に迷った時も、相談窓口である「#7119救急相談センター」の存在を知っておけば、安心感が大きく変わると話します。また、漫画の公開をきっかけに、訪問看護という選択肢があることも知ったそう。

 読者からは「一人暮らしは体調崩すと余計に不安が増すよね」「不安な人に届いて欲しいマンガ…!」「体調崩してひとりだとすごい弱気になっちゃいますよね」など共感の声が届きました。また、難聴の人から電話が難しいため、メールの相談窓口があるとうれしいという意見も寄せられたといいます。

「人によっては電話よりもメールの方がハードルが低く感じる人もいると思うので、そうした仕組みがあるとより便利になるなぁと思いました」

 この漫画をきっかけに、多くの新たな発見があったという小柳さん。まだまだ暑い日は続きます。もちろんケガや病気、熱中症にならないことが一番ですが、前述の「#7119」、そして子どもの症状で判断に困った際のこども医療でんわ相談の短縮ダイヤルである「#8000」(都道府県により実施時間が異なります)を覚え、もしもの時に備えましょう。

(Hint-Pot編集部)