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母ダイアナ元妃が存命なら… ウイリアム王子とヘンリー王子に「問題を解決させた」 暴露本作者が語る
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2人の息子の不仲につながった王室の不透明さに「立ち上がったはず」
世界中が悲しみに暮れた1997年8月31日のパリの悲劇。あれから23年が経とうとしているが、もしもダイアナ元妃が存命だったらヘンリー王子とウイリアム王子は不仲とならず、ヘンリー王子の“王室引退”も避けられたのだろうか。ヘンリー王子とメーガン妃の暴露本とも言える伝記「Finding Freedom(自由を探して)」の著者がその可能性について語っている。英紙が報じている。
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英大衆紙「デイリー・メール」が伝えたところによると、同書の著者であるオミッド・スコビー氏が「ダイアナ(元妃)がいれば、兄弟の不仲につながった王室の不透明さに立ち上がったはず」と発言。ウイリアム王子とヘンリー王子の“確執”は、王室スタッフの運営に問題があると指摘した。
スコビー氏は、ダイアナ元妃について「何事もガラス張りであることが大切と考えていた人」と語る。そうした信念があった民衆のプリンセスなら、ヘンリー王子を傷付け、最終的に“王室引退”に追い込んだ王室スタッフの“陰湿な扱い”に対抗したと語っている。
そして兄弟水入らずの状況を作り「ウイリアム(王子)とハリー(ヘンリー王子の愛称)を直接向き合わせて問題を解決させたはずです」と述べている。
しかしその一方で、スコビー氏は著書の中で、兄弟の仲に亀裂が生じた時の模様を詳述。交際して間もないメーガン妃との結婚をほのめかしたヘンリー王子に対して、ウイリアム王子が「時間をかけて慎重に」と助言した際、メーガン妃を「あの女の子」と呼んだことで弟の気持ちを傷付けたと記している。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)